マズいな…と、私の中の「理性」はそう考えるけど、心と体を性欲で完全支配する「本能」は、喜びに震え、且つ冷静に判断を下す。
私は、ほぼ満員のエレベーターにすっと先に入り、望結ちゃんに笑顔で振り向いて、手でおいでおいで…と招き、右手人さし指を下に、ここ、ここ…と、自分の前の僅かな空きスペースを指す。左手は下腹部を不自然に抑える。
朝のオナニー以来、ペニスはますます敏感さを増し、ズボンの中で暴れまわる触感の刺激と、性的欲望で望結ちゃんを見つめる視覚的な刺激と、目の前で談笑する本人にはとても言えないエゲツナイ妄想の刺激とで、これ以上何か刺激があれば、もう大量に射精してしまいそう……。
そんなこと知らない望結ちゃんは、申し訳なさそうに照れるように、可愛くチョンと乗り込み、クルッと向こうを向いて「閉」をポチッ……少し上を見て、そして……ゆっくり……ドアが閉まった。「7階」のみが光っいる満員の密室で……
信じられないほど近く、私の胸の高さに、少し上を向く望結ちゃんの後ろ頭。ほんのちょっと天然に茶色がかったツヤの美しい髪、フワッと微かなシャンプーの香り。幼くも色気のある真白なうなじ。可愛く小さな耳は何故か少し赤くなってる。
興奮で、脳がとろけ膝がガクガクする。
でも本能は冷静にことを進める。ドアがしまった瞬間に、今まで股間を抑えていた左手をおろし、ズボンの中の赤黒い暴れん棒を解き放つ。
ズボンが押され前に勢いよく突き出る。その明らかに不自然な股間の突起が……ああ…望結ちゃんの…ぷりっとしたお尻の上に微かに触れた……
ああっ…望結ちゃんゴメンね…君のお尻にペニスが触れている……ピチっとしたスカート、その中の純白の小さな下着が包み込む、白く可愛いお尻……そのすべすべの溝にペニスが滑り込んでいく幻覚…………
そして、その奥にある天使の秘密、柔らかく濡れた小さな小さな粘膜のヒダのあいだに……異常に膨張したペニスが優しく雄々しくヌルヌル入っていく……きつくて温かい……望結ちゃん、つながってるよ……気持ちいい…気持ちいい………
小さな肩を両腕でつかみ、うなじや耳をいやらしく音を立てて舐めながら激しく腰を振り、望結ちゃんの熱くなったおまんこを何度も何度も突き上げる。
後ろからブラウスの中に、そしてブラジャーの下から手を滑り込ませ、小さな幼い胸を揉みしだく。
ああ…可愛いよ、望結ちゃんとセックス!…ハアハア……一緒に……イクよく…望結ちゃんのおまんこ気持ちいい…ハアハア…望結ちゃん……イクッイクッ!!!………ウッ!
ドピュッ!ビュルルルッ!ビュルル………ドック…ドク……(…ハアハア…)
「ピコン」大勢を乗せたエレベーターはノンストップで7階に到着。ゆっくりドアが開き、急に現実に戻される。この間たった十数秒間。一瞬の出来事。実はすべてが長い妄想…あんなこともこんなことも……あり得ない夢。
たったひとつの現実は、望結ちゃんの…お尻の上で…私のズボンの中に大量に射精してしまったこと…
我に返り、ズボンの中が不快に汚れ、ふとももからゆっくりと足首まで精液がたれてきていることに気づく。自分でも感じるほど精液の匂い……
望結ちゃんのお尻や腰が汚れてないことを、目でサッと確認して
「望結ちゃん、俺、先に別のスタジオにちょっと寄るから、先に行ってて…」
「うんっ」快活に笑顔で返事をしてスタジオに向かう。
その後ろ姿を見送りながら、私は情けない不自然な歩き方でトイレに向かう。最悪の状況に戸惑い、精液の処理を思案しながらも、自分自身不思議と罪悪感や後悔を感じてないことに気づいた。
望結ちゃんとのセックスの余韻と、性的満足感に浸りながら、トイレの個室で濡らしたハンカチで丹念に足とズボンを拭いた。
続く…
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