きゃっ!!!!!!!!!!!っ
声にならない声、悲鳴にならない悲鳴……
大勢の業界人が出入りするスタジオ内の、片隅にある密室で…………ひとり全裸、いつものお気に入りの四つん這いの恥ずかしい格好で、犯され願望を満たすオナニーに浸る美少女、望結ちゃん。
その無防備に晒された敏感な粘膜の蕾に、突然生暖かい息が………
(えっ!何!)
一瞬振り返り、何か男の気配、いや、はっきりと間近に男が!!
動転して、目ではっきり何者かを確認する勇気もなく、ソファーの上で顔を隠し硬くうずくまる。体が動かない。
(!?!?!?!えっ!!?!鍵かけたのに??見られた?!ダメ!見られたの?いつから?どうしよう!どうしよう!どうしよう!)
世の中に、老若男女問わず、ひとりオナニーに浸る恥ずかしい姿を目撃されるほどの悲劇があるだろうか?一生、決して誰にも言わない行為。それぞれが自分だけの秘密の世界。世の中の誰しもが………
ましてや、性的欲望とはほど遠いイメージの、天才タレント美少女には、あり得ない大事件……。
オナニーを見られた動揺で、状況を飲み込めない……。
何で人がいるのか?そこまで意識がまわらない。とにかく見られてしまった?どうしよう!どうしたらいいの?
(ゴメンね…望結ちゃん、驚かせて……)
可哀想に……震えている。安心させないと…
顔を伏せて、硬くうずくまったまま、震える声で
「…ち、違うんです…き、着替えてたら、こ、転んでしまって……お腹痛くて……ちょっとお薬塗ったり………えっいつから……?」
幼く可愛い言い訳……いいんだよ。
私はゆっくりそばに行き、全裸のままの望結ちゃんの横に深く腰をかける。一瞬びくっとする。私が誰なのか、何故ここにいるのか、わかっていない。
「いいんだよ……望結ちゃん。大人の女性になるために大事なことなんだよ。恥ずかしくないよ。皆してること。望結ちゃん、とってもとっても綺麗だよ。」
ふと……どこか聞き覚えのある声に、望結ちゃんは恐る恐る反応した。「…どなたですか?何でここに?…」
「望結ちゃん、顔をあげてごらんよ。僕だよ。」
ゆっくり小刻みに震えながら美しい裸の体を起こし、胸を両腕できゅっと隠して……少しずつ……少しずつ……顔をあげ、上目遣いに幼い視線を私に向けた……
「!!!!っ!……ど、土門さん???な、何で?」
またしても、続く…
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