続きです。
久美子のショックを受けたような、そして蔑むような表情を前に、僕は取り返しのつかない事をしているような焦りと共に、性的な興奮を感じていました。
その二つの感情が相俟って僕は今までにないような股間の疼きを感じて勃起し始めました。
そしてその事までも打ち明けると、彼女は変態を見た時の嫌悪感を露わにした表情をした後、何かを考え込むように目線を落とし、言葉に詰まりながら僕に告げました。
「アナタの気持ちは良く分かりましたし、アナタの趣味もわかりました。
けれども私にはそれを受け入れる事は出来ませんし、正直複雑な気持ちで頭の中が混乱してます。
私を性的対象として見るのは構いませんが、これ以上その話を私にはしないで下さい」
そう言うと彼女は財布からお金を出してテーブルに置き、帰って行きました。
その後、彼女の置いていったお札をチ〇ポに巻き付けて僕も店を出ました。
そして帰り道。まだ覚めぬ興奮の余韻に浸りながら膨れた股間をさすり、家に着くなりお札の巻き付いたままオナニーをしました。
イッた後、垂れた精子がお札に染み込んだのを見て僕は、改めて自分のした事の意味を理解して後悔と焦りを感じました。
けれどもそれは僕にとってある種の始まりでもありました。
おしまい。
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