おじさんに触られた怖さがあった反面、かすかな気持ちよさもありました。
それまで意識的に自分で触ったことはなかったのですが、身体を洗っているときにむず痒い感じになることはあり、おじさんに触られたときはそのむず痒さが熱を帯びてふわふわした気持ちよさに変わる感覚がありました。
「クリトリスを触ると気持ちよくなる」「女の子はみんなしている」というおじさんの言葉が頭をよぎりました。もちろん友達とこんな話をしたことなどなかったのですが、みんな言わないだけでこっそりしていることなんじゃ?と思いました。
その日の夜、お布団の中でおじさんに触られた部分を自分で触ってみました。教えられたクリトリスの場所はよくわかりませんでしたが、触り続けているとなんとなく気持ちよく感じるところはわかりました。その気持ちよく感じるところを指先で擦ってふわふわした気分になったまま眠るというのが心地よくて、おじさんの言葉通り私は毎日寝る前に自分で触るようになってしまいました。
親が教育熱心だったため中学受験をするために塾に通い、毎日と塾の宿題に追われる日々で知らずのうちにストレスを溜め込んでいたのだと思います。
私は、ストレス解消の手段としてオナニーを頻繁にするようになりました。
毎日寝る前だけではなく、家で勉強中に分からないところがあったり集中力が切れると無意識にクリトリスに手が伸びてしまったり、親が買い物に出かけようと誘ってきてもわざと断って留守番中に誰もいなくなった居間でしたり、塾で私だけ不正解で先生から怒られたときのイライラを解消するためにトイレに駆け込んでオナニーすることもありました。
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