66の方が毎日射精といういを見て、喜寿（77）の私も頑張ってみようかという気に
なって、試みたのでしたが、古希（70）を境にめっきり性欲が沸かなくなってしま
い。排尿器官としてしか触れることもなく過ごしておりました。19歳の時、童貞を
卒業させてくれた隣の女子大生、私より3つほど年上だったのですが、それがあまり
によくて、その後、両手指の本数で数えられないくらいの女性と性交するまでの関
係になったのに結婚となると初体験させてくれた女子大生とのなんともいえないセ
ックスの快感と天女のような優しさが蘇ってきて比較してしまい結局、独り身を貫
いてしまいました。とはいえ、性欲は強く射精欲求、挿入欲求はあったので、そう
いうのを敏感に感じ取ってくれる女性が幸いにもタイミングよくあらわれ、性的に
悶々とするということがないまま、気が付けば四十路半ばを過ぎていました。周り
の友人知人たちは皆結婚し子供をもうけ普通に暮らしていたので、彼らは適当なと
ころで結婚しておいた方がいいぞと勧めてくれたのですが、実際そういう家に呼ば
れて行ってみると、女性の方はたいてい、子供が社会に出て一人前になったら別れ
るつもり、みたいな人ばかりでますます結婚への意欲が薄れていきました。
五十路を過ぎて間もなく、同年代の女性と関係をもつことになって何度目かの行為
終了後、えげつなく足を広げセックスの快感の余韻でヒクヒクしている女性の姿を
見ているうちに、なんでこんな醜悪なのとやってしまったんだ！との思いが頭をも
たげてきて、それをきっかけに完全なインポになって男として終わった感がありま
した。十分にセックスはしたし、もういいと思うとなんか吹っ切れてそれから数年
インポのお陰か、年のせいか、近寄って来る女性もなく、性欲もなく安定した心も
ちで日々を送れてかえって充実した日々でした。そして迎えた還暦。その集まりで
知人友人が男はいくつになっても射精が一番だという話になり、私のことも聞かれ
たので五十路後半でインポになって以来勃起も射精もしてないというと皆、ホント
かよといぶかる様子。だいたいこの年の老人とセックスしてくれる女性なんていな
いだろと返すと、皆またあきれ顔で、射精は女なんかいなくてもできるとオナニー
射精の醍醐味自慢。中には５０代で別れて独り身になったのも何人かいて、もう、
女はこりごり、射精は○○〇でするオナニーで十分。若い頃にそれがあったら面倒
な結婚なんてしなかったとさえいうものもいた。オナニー器具自慢、性能批評会み
たいな感じになった。で、一念発起し、ネット通販でインポが治るオナニーマシン
と銘打たれたつぼ型のを手にいれたものの、勃起させておかないとダメなようでし
ばらくの間は宝の持ち腐れでした。友人にそれを話すと、じゃあいっしょに行こう
と連れ出されていったのが、とあるエステルームで恥ずかしながら、その年になる
まで風俗にはいったことないというと、風俗ではないとんことで行ってみてビック
リでした。なんと、そこで、不確実ながら、勃起できるすべを教わりそれからは、
持ち腐れになっていたマシンを使って三日に一度は少量ながら射精できるようになり、
古希までは頑張ってみたものの、ちょっと病気してそれからは無理とあきらめてました。
喜寿爺まだ、射精できるか、試してみる気になりました。