在宅勤務の日。
職場の部長には会えない日。
…浮気相手に会えない日。
主人は会社に行っている。
子供は学校に行っている。
私は一人、二階の寝室へ。
服を脱ぐ。
下着も脱ぐ。
全裸になって、自分を姿見に映す。
もう４０歳。
胸は少し下がってる。
乳首は黒い。
陰毛は凄く濃い。
若い子のように美しくない…
けれど、メスとしての成熟度は負けていない。
いやらしい体。
足を開く。
鏡に映す。
陰毛の中、液体が輝いている。
見つめながら、両手で膝に触れる。
鳥肌が立つ。
ゆっくり、ゆっくり。
肌の感触を楽しむ。
目を閉じて、声に出してみる。
「抱いて…部長…」
主人にも子供にも内緒の関係。
もう三年になる。
部長との秘めた恋。
初めて抱かれて帰った日は、子供達の顔も見られなかった。
もちろん今も罪悪感はある。
けれど。
私の中のメスは、部長の体を求めてしまう。
本当にいやらしい。
心から愛して欲しいなんて思ってない。
主人では満たされない、性の悦びが欲しいだけ。
いけない事だとは解ってる。
自分が浮気するなんて、考えてもみなかった。
けれど。
今は。
部長のＳＥＸの虜。
奴隷でもいい。
再び声に出してみる
わざと、息を荒くして
「部長…欲しい…いいですか？くわえても」
自分の指をしゃぶる。
部長の分身を思い出し。
私の中のオンナが…メスが目覚めて来る。
自分の脱いだ下着、匂いを嗅いでみる。
くさい。
けれど、部長のお気に入りの匂い。
デートの前日は入浴しない。
下着も替えない。
それが部長の望みだから。
彼の為なら、そんな事も出来る。
「匂いを嗅いで…すごく匂うの…くさいの」
部長に嗅がれているイメージで。
陰毛を手のひらで撫でながら。
声に出してみる。
恥ずかしいほど濡れて来る。
両手で乳首をつまんでみる。
電流が走るような快感。
次は指先で、触れるか触れないか、ギリギリ。
そんな軽い愛撫が乳首には効く。
もう止まらない。
主人の匂いさえ残っているダブルベッド。
私は浮気してるイメージで、陰部に指をいざなう。
指先が熱い液体に浸る。
濃い…ヌルッとした、粘度の高い液体。
「はぁっ！はぁぁっ！」
誰もいないのだから、遠慮も無い。
思う存分、悦びの声を上げる。
私は雌。
妻でも母親でも無い。
メスとして高まって行く。
部長のキス。
部長の指。
股間を舐めまわす部長の舌。
「強烈な匂いだよ」と囁く部長の声。
全てをイメージしながら、メスが覚醒する。
左手の指は中をかき混ぜ。
右手の指先は、敏感な肉の芽を優しくこする。
唇から唾液を垂らし、それを舌で再び受け止め。
熱い口づけをイメージしながら・・・
私は叫ぶ。
いつも部長に抱かれて、達する時と同じ言葉を。
「犯して！もっと犯して！ 犯してっ！」
そして私は・・・
絶頂に達する。
余韻。
全裸のまま。
私はドアを開け、お手洗いに。
便座にしゃがみ、再び指を中へ。
感じる所をつつく。
ひっかくように、たたくように、なでるように。
来る・・・
本当の絶頂。
もうダメ。
「部長…飲んでぇ！」
叫んでしまう私。
そして熱いしぶきが・・・ほとばしる。
息を切らし。
暫くは動けない。
午後の仕事に戻らなくては・・・
ああ・・・
抱かれたい。
来週には。
部長と本当のＳＥＸができる。
それまでに、私は何度指を濡らすだろう。
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