有名大、趣味がタロット占いの大人しい女子。サークル活動で知り合ったが、いつも冷静で表情を変えない子だった。顔とスタイルは良いけど、縁メガネと大人し過ぎる性格で損をしている気がした。
両親が喫茶店を経営していて、サークル仲間との打合せで集まり場となっていた。先月、喫茶店に集合すると席が空いていなかった。両親が気を利かせてくれて、娘の部屋でやったらどう?と提案してくれた。本人も別にいいけど、とすんなりOKしてくれた。
部屋はお洒落なモダンテイスト、女子の雰囲気ゼロ。でも、これなら部屋に入れても恥ずかしくないはずだ。
打合せが終わったあと、雑談をしていた。
話に飽きてきた男子が、ベッドの上に乗り遊びだした。そして、つま先立ちでギリギリ届く壁の収納扉を勝手に開けた。すると、真っ黒い巨根の性具(バイブ)がポツンと置いてあった。
扉を開けた男子はどうしていいのかわからず固まってしまった。思いもよらない出来事に、他の女子が「え?なんでそんなものあるの?」と真顔で聞いてしまった。
すると本人は、この状況下でも動揺せずに「あーそれ、彼氏の」と冷静に答えた。彼氏はいないはずだか、その矛盾点には誰も触れなかった。しかも、彼氏のだったら言い訳になる意味がわからず沈黙した。参加していた女子はこの空気感に耐えきれず、表情が怖ばっていた。しかし、本人は表情ひとつ変えずに雑談を再開して流れた。
あれは絶対に自分で使っている。あんなに太いバイブを自分で出し入れしているのか。異性には興味無いのかと思ったけど、ギャップがエロ過ぎる。