おいらがオナニーを知ったのは9才頃だったと記憶している。
村では、不良と言われて嫌われ、家も貧しく学校にも殆ど通わなかった人がいた。
きんじょには数軒の家しかない寂れた村だ。
村では、義弘さんと呼んでいた。
いつもおいらと気安く遊んでくれていた。でも、祖母や母は義弘さんと遊ぶ事を良く思っていなかった。
いつものように、山の中を走り回って遊んでると、急に義弘さんは、「小便しよう」と草むらに二人並んで
立ち小便をはじめた。
おいらのちんぽは、まるで唐辛子そのもの^^。
先っちょがすぼんで青唐辛子だ。義弘さんのは、もう大人のでかいちんぽ。
義弘さんは小便が終わって、ゴソゴソ仕出したと思ったら、さっきよりもっと大きく空に向かってそそり立ってる。
後で判った事だけど、これが勃起と言うんだ。
目を瞑って一人しきりにちんぽを前後にしごいてる。
しばらくして、ちんぽの先から勢い良く白っぽい液体が飛び出した。
かなり先まで飛び散ってる。
「あ~~センズリかくの気持ちいい。お前もやるか?。」
おいらも、真似してみようとしたけど、小さな唐辛子が立つ(勃起)には立ったけど
いくら擦っても、気持ちいいなんて全然ない。
「まだまだお前は子供だからな~。無理だな」と言われた気がする。
その後、センズリは忘れ去ってしまっていた。
中学生になる頃、父の使っていた机の引き出しに珍しい本があるのを見つけた。
「夫婦生活」と表紙が読めた。
中には、股間や胸は隠された写真や、記事内容は夫婦の性についてやらしい記事がいっぱい。
読んでいく内、ちんぽが勃起してくるのを抑えられなかった。
急に、義弘さんのセンズリを思い出して、読みながら情景を想像してちんぽをしごき始めた。
おいらのセンズリの始まりだ。
薄透明な液が亀頭の先ににじみ出て、指で触ると小さい糸を引くネバネバしたものだった。
精液がほとばしると言う経験はその後しばらくしてからだ。
射精する時は、へその下あたりが締め付けられるようで、体の中から気持ちいい
何かが出て行く感じだ。
とにかく快感で、何度も何度も勃起させてはちんぽをしごいていたものだ。
本で見る「気がイク」と言うのがなんとなく理解できる。
体の中から、ぼぼしたい気持ちが出て行くようだ。
題名は忘れたけど、図書館で借りた本を授業中に見ながらセンズリかいた事もある。
一番後ろの席で、先生からは、前の生徒の影で見えないからと、授業中にもちんぽをしごいていた。
やりたくなったら、我慢ができなかった。
そんなセンズリに夢中なおいらが、部屋でセンズリをかいていた。
田舎の言えは田の字型の家が多く、我が家もそうだ。
父の夫婦生活みながら、ズボンとパンツを脱いで、一人部屋の中でシコシコセンズリの真っ最中。
野良仕事で、両親は夕方まで帰る事はない。
安心しきっていた。
ティッシュペーパーなどなく、折りたたんだ古い新聞紙の中に何度目かの射精をした。
気持ちよく気を遣りながら、射精寸前何か人の気配を感じて後ろを振り返った。
襖がすーと開いて母が顔を出した。
ちんぽをしっかり握ったまま母と目が合った。
精液は折りたたんだ新聞の中にほとばしった。
わずかな時間だったと思うけど、母は黙って襖を閉めてどたどた音を立てながら
外に出て行った。
父に話したかどうかは知らない。
しばらく母の顔が見られなかった記憶がある。
今思い出しても恥ずかしい。
その母も数年前に亡くなった。