昭和の頃は巷でフリーセックスという言葉が闊歩していたけれど、当時小学生だった
私には無縁な感じがしていた。それが、突然変わったのはお隣の家に転勤で越してき
た一家に一人娘のケイコなる二つ上の女子が現れてからだ。均整のとれたスレンダー
な女の子でいかにも都会の子って感じであったが人当たりも良く小学生の僕にも丁寧
に挨拶してくれるような行儀のいい子だった。彼女のところは両親共働きで日中は留
守宅で、気のいい母は一人で帰ってくるケイコを見かけると家に来てお茶でも飲んで
いきなさいと気軽に家にあげてしまうので僕もお茶に付き合わされたりで結構面倒っ
ぽいなと思いながら、綺麗なケイコの横顔に見とれて、裸もきれいなんだろうなと想
像を膨らませ、小学生ながらあそこも膨らませていた。六年生になった時、母は学校
の役員になり家を空けることが多くなっていた。そんなある夏の近いある日、僕が一
人で帰ってくるとき偶然ケイコと一緒になり、今日は二人ともかぎっ子だねと言われ、
よかったら、家に来て遊ばない?と提案された。そういえば、一度もお隣に上がった
ことなかったな」という興味も手伝って二つ返事でOKした。
「小学生はいいわね。制服とかないし。中学は制服あるから面倒だわ。ちょっと着替
えるから向こう向いててね」と意味深な笑みを浮かべて笑った。
「絶対振り向いちゃだめだよ。いいっていうまで」
「わかった。目つぶって後ろ向いてるから早くきがえちゃって」と
僕は後ろを向いたが、なんとその棚には鏡があってケイコが着替える様子がしっかり
映りこんだ。ブラウスのボタンを外し、スカートを脱ぎ、ブラとパンティー一枚になる
ところまでしっかり見えてしまい、半ズボンの中で膨張するコントロールの利かない僕
の一部がズボンを突き上げてしまっていた。もう、振り返っていいわよと言われたが、
ズボンの中ででかくなったものが引っかかり素早い対応ができなかった。それを見透か
したようにケイコは言った。
「もしかして、ずっと私の裸想像してたんでしょ」
「・・・・」
「それで、あそこがオッ立っちゃってすぐ動けなかったんじゃない?」
と、図星に近いこと指摘されて固まってると、
「安心して。中学の男子なんて休み時間になるとそんな話バッカよ。オナニー何回したとか、
オーガズムが何回きたとか・・・・」
オナニーということばも、オーガズムという言葉も知らなかった僕は素直に聞いてしまったのだ。
「オナニーってナニ?」
「う、うそ!オナニー知らないの?」
すべては、そこかから始まった。