あれは中学2年生の時じゃった…。
当時のワシは、オナニーをしたことがないものの、
エッチなことには興味津々の思春期真っ盛り。
初めて買ったエロ本は、「投稿写真」と言う素人ものの
エロ本じゃったなあ。
放尿特集だったおかげで、
性癖がそっちに歪んでしまったのは間違いない。
そもそも、みうらじゅん先生も、「初めて見たエロ本でその後の性癖が決まる」と仰っててな、某学会でも発表された間違いのない…
おっと、話が逸れたな。
とにかく、エッチな事で頭がいっぱいだったものの、
それをオナニーで発散する、というのはしたことがなかったのじゃ。
ある日、家族は皆出かけ、家に一人残されたワシは、
友達に聞いたダイヤルQ2のエロチャンネルに電話してみることにした
そう、当時は今のようにネットで簡単に動画も見れないし、
アダルトビデオを手に入れるすべもなかったんじゃ。
流石に今は廃れたが、当時はエロ音声を電話で流す、
と言うグレーゾーンな事業があったのじゃ。
それが中学生だったワシには凄く刺激が強くてな。
それを聴いて興奮しておチンチン膨らましておったもんじゃ。
しかし、その日は普段と違かった。
女性の喘ぎ声を電話で聴きながら、
興奮しておチンチン膨らましてはいたが、
勃起したおチンチンからおしっこを我慢してるような、
何とも言えない感覚があったんじゃ。
そう、射精感じゃな。
しかしオナニーしたこともないワシは、それが射精感だとは気づかず、おしっこが漏れそう!と勘違いしたんじゃ。
しかしここはトイレではなく居間。おしっこするわけにはいかない。けど漏れそう!
追い込まれたワシは、近くにあったコップに向かっておしっこを
することにしたんじゃ!
「あ、あ、あ、出る、出るぅ~」
しかし出たのは黄色いおしっこではなく、
白い粘っとした液体。しかも臭い。
ワシは、シコシコすることなく、
エッチな音声を聞いて興奮しただけで、射精してしまったのじゃ。
初射精がノーハンドとか、レベル高くね?と今では思う。
あれ以降、ノーハンドオナニーはやっていないが、
思い出に残る、衝撃の体験じゃったなあ…。
その後、NTTから多額の請求が来てめっちゃ怒られたのは、また別の話。