中学1年の頃です。
町の本屋さんが立ち読みフリーな店でした。時おり部活帰りに立ち寄って、30~40分くらいずつ立ち読みしてから帰宅してました。週に2~3回くらいですかね。
90年前後……、エロい少年漫画が多かった時代です。「ルナ先生」とか「いずみちゃん」とか「透明人間」とか書けば、アラフォー世代男子なら8割り方“あったあった”と思ってもらえる自信あり(笑)。
たいがいは「北斗の拳」とか「男塾」とかだったけれど、時には……いや、わりとたびたび……周囲を気にしつつこっそり、そういうエロ系少年コミックスも“勃ち”読みしてました。
立ち読みする時間帯がよく被る先輩がいました。(知り合いじゃないけど、ジャージで下校する中学校なもんで、名札から学年も名前も分かります)
その先輩も、たまに“勃ち”読みしてました(笑)。
ジャージなので、わずかに腰を引いたりズボンのシワとチンポジとを調整したりしないと勃起が丸分かりになります。
自分はソコには細心の注意を払ってましたが、その先輩は、いつも堂々と(?)してました。
読んいでるエロ系コミックスが同じ作品だったりするので、なんとなく親近感も沸いて……その人がいる時には、チラチラ観察するようになりました。
(その人がいる時は、自分は勃ち読みはしませんが)
ある日のこと。またその先輩が勃ち読みしてました。自分は「北斗の拳」を読みつつチラチラ観察してました。
ふと目をやると、その先輩の手が、ジャージのズボンの中に入ってます。動いてます。
まだウブだった自分は「ちんこ痒いのかな」と思っただけでしたけど。
それ以降、その先輩を見かける時は、いつも手がズボンの中に入ってました(笑)。
1ヶ月くらいか、2ヶ月くらいか……
しばらくして、自分もオナニーを覚えまして。すると、当然、
「アイツ、本屋でちんこ弄って気持ちよさを楽しんでやがったのか。」と気づきました。
そう気がつくと、また新たに好奇心が刺激されました。
その先輩が“どこまでヤッてるのか?”という興味です。
次に見かけた時、チラ見ではありながらもじっくりと観察してやりました。
オナニーという行為を知ってから見てみると、彼の挙動の意味もよ~く分かります。
なんと!!
そのヒト、チンを弄って快感を味わってるとどころのレベルじゃなく、完全に握って動かしています。
シコシコしてます(笑)。
5分くらい見ていると、目を閉じ、身体がピクリとなって動きが止まり……、本を閉じて出ていきました。
あの身体がビクンとする感じと表情から、オナニー初心者だった自分にもさすがに、奴が“イッた”というのが分かりました。
翌週に、同じような場面をもう一度目撃しましたが……その後、パッタリと見かけなくなりました。
学校の廊下で見かけることはあるけれど。
本屋でイクまでオナニーしてたことを同級生にバレて、その本屋へ行けなくなったか?
本屋の店主にバレて出入り禁止を喰らったか、親か学校に通報されてこっぴどく叱られたか?
これって、ある意味露出オナニーですよね?
彼も今頃は立派な露出男になってるのかも……と、露出願望に目覚めて10年くらいになる自分も偉そうなこと言えませんが。