オナニーを語る掲示板ということで、やはり自分としてはどうしても外せない話というのが、生まれて初めて自慰行為をした日のことだろう。
その永遠に忘れることのできない鮮烈な記憶を話したいと思う。
自分の場合、きっかけは家にあった電マだった。
というのも、当時の同級生からある日、こんな話を聞かされた。
「電動マッサージ器で股間を刺激すると気持ちよくなれる」
という話だった。その時はどうでもいい話だと思って聞き流した。
学校が休みだったある日、親が用事で朝から出かけて帰りが遅くなるというので、1人家でとくにやることもなく、暇を持て余していた。
そんな時、その友達が話していた電マを使った行為のことが気になり始めていた。もちろんその当時、オナニーなどという言葉もその行為も知る由もなかったのだが、夜まで1人ということもあって丁度いい機会だと思い、思いきって例の「その行為」を試してみることにした。
この日のこの時がまさに自分にとっての未知なる世界への旅立ちとなった。
まず、履いていたズボンを脱ぎ、上は肌着一枚と下はブリーフ一枚という姿になった。そして、部屋の片隅に置いてあった電マをこっそり取り出した。
まず、リラックスできるようベッドに仰向けになり、電マのスイッチを入れ、股間をゆっくりと刺激し始めた。
玉と玉から肛門にかけての、いわゆる会陰部と呼ばれる部分にかけてまんべんなくマッサージを続ける。
玉を刺激するとその電マの振動が竿にまで伝わり、なんとも言えない気分になる。肛門付近をマッサージすると腸の奥までズンズン響く感じ。
なるほど、確かに友達が話してた通り、それなりに気持ちいい。
このままこの行為を続けたら最後はどうなるのだろう?
と思い、ひたすら根気良く股間のマッサージを続けた。
20分くらい続けただろうか。
何となく、股間の奥の方から何かがこみ上げてくるような変な気分になってきた。
「これって…暖 本当に気持ちいいかもしれない…」
ここまできたら、もう行き着くところまで行ってしまおう!と思い、さらに刺激を続けた。
やがて、その変な気分はだんだん強くなってきて、明らかに「快感」という形ではっきりしたものになってきた。
なんとも言えない興奮で心臓はドキドキしてきた。さらに刺激を続ける。
「あぁ、気持ちいい…なんかたまらない…」
明らかにその行為が気持ちいいことであることがはっきりわかった。
さらに今度は電マを強くゴリゴリと押し当てた。
すると、今まで味わったこともないような物凄い気持ちよさが襲ってきた。下半身がビクビク痙攣し、気が遠くなるほどの強烈な快感に飲み込まれた。
「あゝ、すごい気持ちいい…我慢できない…もう駄目だぁ…!」
電マを挟んでいた股間を思わず強く閉じた。
失神するくらいの凄まじい絶頂感に体中が痙攣、硬直し、弓なりになってついに果てた。
しばらくすると、ベッドで股に電マを挟んだまま放心状態になっていた。
まだ痙攣がおさまらない状態のままで、いつまでも余韻に浸っていた。
こうして当時13歳の少年(俺)は生まれて初めての「イク」というのを経験した。
この日を境に自分は電マオナニーに没頭していくことになる。
ただし、当初はまだ射精は起こらなかった。竿からは何も出ない状態で絶頂感のみを味わっていたわけだ。
射精が起きたのは後々のことである。
その話はまた後ほど…。