そんな汚れた由利子ちゃんを、意識のないのをいいことに好き放題するという妄想は、気が狂いそうなくらいの興奮でした。臭い股間に顔を擦り付けたり、汗ばんだ由利子ちゃんの顔をベロベロ舐めまわしたりという想像は、回を重ねるごとに僕の変態趣味を助長させていったのです。
そんなわけで中学時代は勉強もロクにせずに昼も夜も暇さえあればオナニーに励みました。そして妄想だけが果てしなく進み、卒業する頃には完全に変態性欲者となっていたのでした。その頃になるとAVやエロ本なども手に入るようになり、かなりマニアックなものも読みあさっていたのですが、どんなフェチ系又はスカトロ系のエロ本も自分の変態願望を満たしてはくれませんでした。その頃のスカトロモノといえば大抵がSMよりのもので、「女性の体液をひたすら愛好する」といった僕の性癖とは相容れないものばかりだったのです。今でこそ僕の願望を具現化したAVなども探せばありますが、当時は本当に満足出来ませんでした。その時の想いが後に僕をAV制作へと向かわせたのです。
そして高校に入学してからは、自分の願望をありのまま取り入れた、ポルノ小説というかビデオの台本のようなものをノートに書きとめるようになりました。そのストーリーの主役は、高校で知り合った智恵子という女の子でした。智恵子はバトミントン部に所属してまして、僕はただ智恵子を楽しむためだけに同じくバトミントン部へ入部 したんです。ネタになるものは片っ端から手に入れました。特に夏場は最高でした。搾ると汁が滴るほどに汗を含んだTシャツやタオルは最強のネタです。他には鼻をかんだ使用済みティッシュなども可能な限り手に入れました。しかし、なんといっても最大の出来事は検便をゲットした事です。
その日は始業前に体育館で朝練を行っていました。当日、僕には全くそんな気はなく、たまたま用具置き場でラケットの整理をしていたのですが、ふと見ると智恵子のカバンが部活用のバッグの上に無造作に置いてあったんです。普段はベンチの上に置いているのですが、検便の日だからか有り得ない場所に…。もう心臓バクバクでした。僕は智恵子のカバンを掴むと急いで非常扉から体育館裏に出ました。そして恐る恐るカバンを開けると、内ポケの中に黒いビニールで三重に包まれたものが…。そのまま持ち帰りたい衝動を抑えつつ、僕は容器を取り出し中身を半分ほどティッシュにくるんでポケットにしまい込んだのでした。