帰り際自転車に乗ったかわいい女がいないかサーチしていた。もちろん、サドルにいたずらする目的だ。今まで女のサドルを触ったり軽めのはやっていたが、なかなかかわいい女(特にミニスカート)はお目にかからなかったし、いても触れる機がなかったので、いつかはと思っていた。走っている時は、常に周囲をチェックするクセがついたが、今日もなかなか良い獲物がいない。ふと見ると、足を出したミニスカートの女が道路の対向にいた。結構スピードを出している。前には男が走っている。2台のペースが近い。彼氏か?女の子は時々お尻を浮かせ、ミニスカをヒラヒラさせながら走っている。道路を渡るタイミングが掴めないため、こちらも負けじと速度を上げて走る。しばらくして、2台の自転車が止まった。無我夢中で横断歩道から反対側に向かい、チャリが止まった所に近づく。男と女はカップルだったようだ。入口も中も狭そうなマンションの駐輪場に自転車を止めている。どうしてもいたずらしたい、その気持ちから、二人を追って一緒に中に入ってしまった。二人の気配を感じつつ、通り過ぎ奥に行く。もちろん入る時に女の乗っている自転車が止まっている場所をチェックした。後ろを振り向かないよう自分の自転車を止める。わざと鍵を抜く動作を遅くし、カップルが駐輪場を出てくれるのを待つ。しかし、向こうもなかなか出ない(男がなんとなく感ずいている?)あまり動きが遅いと怪しまれるため、自転車を置き、二人を残したまま駐輪場を出た。不自然に思われないよう、まずは迷わず最寄りのコンビニへ。マンガを1つだけ読んで戻るつもりだった。”戻ってからあのミニスカートの女の温かいサドルに触る”と思うと心臓がバクバクして、マンガの内容は入ってこない。駐輪場への道を戻る。あの中は狭いし、外から分かりにくそうな感じだったので、あのサドルを自分の好きに出来るかもしれないと思うと、わくわくしてきた。しかし、先ほどの辺りまで戻って駐輪場が見当たらない・・・あきらかにこの辺にあったはずだが。嫌な予感がしてきた・・・予感は的中。駐輪場はマンションの住人しか開けられない引き戸の中にあったのだ。自分の自転車を止めて来てしまった。かなり焦った。余程、自転車をあきらめて帰ろうとしたが、後々無断駐輪で住人に気づかれ、防犯登録のシールなどから所在が分かる事を恐れ、しばらくその場に立ちつくした。鍵のかかった状態で見知らぬマンションに持ち帰られたという事態は考えにくく、最悪、駐輪場の防犯カメラにも自分の姿が映っていたら・・・と考えると恐怖だった。最終的にはそのマンションの人が来るのを待つことにした。駐輪場に止めず、マンションの前に止めている人が多いので、いつ開けてもらえるかまったく分からず不安だった。自分は完全に不審者となり、マンション周辺でたむろっていたが、30分ほどしてたまたま人が来て扉が開けられた。今しかない!と思い、後から付いて入る。いたずらは無理だが、なんとかここを出られる。もう出られればそれでいい。安堵の気持ちが出てきた。ふと見ると、男は先に出て行った。ドアは少し開いている。自分も続いて出ようと思ったが、ふと望んでいた状況になっている事に気付いた。このドアを閉じなければ、再び閉じ込められることもないはず。さらについていた事に電気が手動でつけるタイプであった。迷わず自転車を止め、ドアを締め、電気を消してみた。真っ暗だ。仮にカメラがあったとしても影のほうで行っている動作までは分からないだろうと思った。そもそもこんな狭いところで、鍵付きの扉に加えてカメラまでおかないだろう。そして、さっきの女が止めた自転車の横に立った。手間をかけさせられた上、ここ
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