今まで、机を並べていた親友が急に結婚することになり、式に招かれた私。ところが、身体が火照ってきてどうにもならなくなり、眼の前の料理も喉に通らない。それは親友の、ウェディングドレスに見惚れていたためではない。今晩、新郎と抱き合うと思うと、彼女がどんな顔をして迎え入れるのか、どんな燃え方をするのか考えてしまい、ついでに澄まし顔で座っている新郎の股間まで気になって、気になってと。結局、私は胸が昂まったまま自宅に戻り、その夜は、親友の初夜を連想しながらオナニ―に耽ったのです。24になってオナニ―とははしたないが、友人の結婚式に招待された晩だけは、必ず手が花芯にいってしまうのです。