さて、前回のつづきです。
呼吸が落ち着いた頃に彼女が起き上がり、私のも舐めてくれると言いました。正直、もう待ちきれない程だったので私はすかさず全裸になります。
じれったいのが嫌で、脚を開いて自分でクリトリスを擦りながら、
「ここ、クリトリスだよ。ここだけ舐めて、お願い」
と自ら場所を教えました。
すると興奮気味に、いきなりべろべろと激しくクリトリスを舐め回されたのです。ただ、雑な舌遣いは少し想像とちがくて。もの足りなさと、もう爆発しそうな欲求に私は、
「ねえ、もっと吸って、吸いながらぺろぺろして」
そんなことを言った気がします。彼女は器用な方だったのか、次の瞬間言った通りにクリトリスに吸い付きじゅるじゅると吸いながら舌で小刻みに転がしてくれました。
私は、彼女のように声が出せませんでした。言葉を発せないというか、とにかく気持ち良くて白目を剥きそうになりながらビクビクと全身を跳ねさせることしか出来なかったのです。
彼女は不安になり時折聞いてきます。気持ちいい?と。そのときは、「きもちい、きもちい、きもちいよ、もっとして、もっと激しくして、ずっとして」とうわ言のように懇願しました。
頭が蕩ける感覚でした。こんなに気持ちいいことがこの世にあるのかと。毎晩のクリトリスオナニーよりも遥かに興奮しました。クリトリスを舐められている、そんなの気持ち良くないわけない、と涎を垂らして彼女の頭を押さえ付け、唇に、舌に、自らクリトリスを擦り付け、やがて絶頂が近くなると、ガクガクと脚を震わせ仰け反り、最後ばかりは狂ったように「イクイクイク、クリトリスイク、クリトリスイク、クリトリス、クリトリスクリトリス…あっあっあ」とクリトリスの気持ちよさで可笑しくなりながら果てたのです。
その日、何度クリトリスを舐め合ったことかわかりません。後日も毎日クンニをし合い、シックスナインや顔面騎乗位、沢山しました。
ただひとつ問題が。
疲れるんですよね、オーラルは(笑)
そんな感じで、バイブって何?と新たな知識をつけるのは少し後のお話です。