わたしは道路等での工事に伴う車両の誘導をする警備員をしています。
女性の少ない仕事柄、困るのはトイレです。
仮設のトイレを設置してある現場なら助かるのですが、そうで無い場合は近くにあるコンビニや公園等が頼りです。
その日は暑く、水分を摂りすぎたせいか腹痛に襲われ、何とか昼休みまで我慢すると、一目散に現場から100メートル位の場所にある公園へ向かいました。
女子トイレには3つの個室があったのですが真ん中以外の左右の個室は使用中でした。
我慢の限界だったわたしは水洗の水で音を聴かれない様にしながら自分でも恥ずかしくなる位の量の便を一気に放出しました。
間に合った安堵でホッとしながらトイレットペーパーを巻き取っていると右側の個室から笑いを圧し殺す少年のクスクスという声が聞こえてきました。
今思えば、ほとんど人気の無かった公園のトイレが2つも使用中というのはおかしい話です。
そのうちに左側の個室から少年のヒソヒソ話が聞こえてきました。
(おい、スゲー出たな、スゲーくせーし)
(うん、ゲリ便)
右側からは
(けっこうイイ尻してるよな)
等と。
その時になってようやく理解しました。
複数の少年達が左右のトイレを占拠し、利用しに来た女性を真ん中の個室に追いやり、トイレとトイレの壁の下にある隙間から女性の排泄姿を覗いていたのです。
和式なので当然、わたしは見られたくない場所を彼らに晒してしまったのです。
急いでトイレットペーパーで汚れを拭き取り
下着と制服のズボンをたくしあげ、わたしはトイレを後にしました。
…いえ、後にするべきだったのです。
どうしてそんな行動をとってしまったのか今でも解りません。
わたしはたくしあげた下着とズボンを再び膝まで下ろすと、便意も無いのに便器を跨ぎ、腰を下ろしたのです。
(…?おい?なんでまた…)
少年達の怪訝がるヒソヒソ話がわたしの心臓の鼓動を更に激しくしていきます。
複数の少年の視線が再びわたしの尻、そしてアソコに…そう思うと体の力が抜け、ぶるぶると身震いし、信じられない位の背徳感に襲われました。
そして既に濡れ始めたアソコに指を滑らせ、嫌らしい音をたてながらわたしはオナニーをしてしまったのです。
左右の個室からはハァハァという少年達の鼻息が聞こえて、わたしを更に狂わせるのです。
(…見て、見たいんでしょう、わたしの恥ずかしい姿を…)
次の瞬間、わたしはトイレ中に響き渡るようなご遠慮をあげ絶頂を迎え、トイレの床にへたりこんでいました。
空ろな目で天井を見上げると一人の少年の顔がありました。
まだ小学生の5、6年生位の彼は、手にしたスマホをわたしに見せつけながらニヤニヤと笑みを浮かべて居ました。
(スゲーの撮れたよ、お姉さん)
今日、わたしは仕事を休みました。
そして、あの日と同じ公園へと向かっています。
彼と、覗きをしていた仲間が待っている公園へと。