「数馬!いつまで寝てんの!出掛けるから早く準備しな!」
下の姉、高校2年生の美優紀(17歳)が、数馬のベッドに上がり、布団の上から踏み付けてくる。
「美優紀、こんなクズに構ってないで、あんたも早く準備しな!おいクズ!早く起きろよ!」
上の姉、東大法学部3年の愛梨(21歳)が、美優紀がベッドから降りるなり、布団を剥ぎ取られた。
全裸の数馬が晒される。
「ちょっと、なんて格好・・して・るのよ?」
「えっ?誰だお前!」
パチッ!
数馬が指を鳴らす。
美優紀と愛梨の身体が硬直する。
「お前達2人の、愛しい愛しい弟様だろう。毎晩、俺様のチンポが欲しくて、このチンポに頬擦りしてただろう」
2人の姉が戸惑うのも無理はない。
数馬の見た目は、すっかり変わっていたからだ。
昨日までの数馬は、冴えないチビ、デブ、短小包茎だった。
それが、今2人の目の前にいる弟の姿は、身長は180cm、引き締まった身体に、30cmの極太デカマラなのだから。
「そ、そうだったわね」
「どうして見間違えたのかしら」
そう言いながら、数馬の勃起したデカマラに頬擦りをする2人。
部屋に結界を張り、2人の姉の記憶を改ざんして、ついでに前洗脳を施した。
パチッ!
再び指を鳴らす。
「えっ、なんで私、こんな汚いモノ握ってるの!」
「お前、私達に何かしたろ!」
美優紀の激しい蹴りが飛んできた。
愛梨は、じっと数馬を睨みつけながら、それでも今まで数馬のチンポ握っていた掌の匂いを嗅いでいた。
前洗脳の媚薬効果、処女と経験者の違いだろう、彼氏持ちで5人の男とセックス経験がある愛梨の方が、強く媚薬効果が出ていた。
美優紀も、臭い臭いと言いながら、何度も掌の匂いを嗅いでいた。
「何騒いでるの、早くご飯食べて」
母親の栞(52歳)が1階から叫んでいる。
元敏腕検事から、弁護士になり、今は現役を退き、弁護士事務所の社長として、悠々自適に暮らしている。
この女、桜子の母親の妹だ。
「またこの出来損ないがグズグズしてたのか」
すでにテーブルに付き、朝食を食べているのが父親、泰造(57歳)桜子の父親の運転手をしている入婿だ。
だから、妻には頭が上がらず、2人の娘達にも虐げられている。
そう、この家は絶対女性上位の家だった。
それでもまだ、父親は父親としては扱われているからまだマシな方だ。
キッチンテーブルの席は4つ。
栞が泰造の隣に座る。
その向いに、娘2人が座る。
数馬の席は、元々無い。
数馬の食事は、キッチンの狭い台をテーブル代わりに、鍋に残された余り物とフリカケが数馬の食事だった。
キッチンに行く時、鴨居に頭をぶつけた。
この身体にまだ慣れていなかった。
両親の記憶操作は、リビングに入った時点でしておいた。
(この扱いも今日までだ)
数馬は、この4人をどうしてやろうかと、頭を巡らせながら朝食を食べていた。
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