「ただいまー。」
「お帰りなさいませ。お食事とお風呂どちらに致しますか?」
あの学生が、帰宅すると、国民服を来た親が玄関で正座していた。
ここは、大学近くの高級マンション彼女は地方出身の庶民だった。ただ、めちゃくちゃ可愛く歌が抜群に上手かったのである。
この大学に入学しても親は庶民のまま、逆にこの学生の召使いとなるのが決められている。これも教育の一部、子供が止めてと言ってもやらないと犯罪者に成ってしまうのである。
子供も最初は困惑したが、慣れは怖いもので今は全然平気だった。
「そうね。お風呂にしようかな。パパ洗って頂戴。ママ!料理は大丈夫?この前不味かったからね。」
と、娘は、風呂に向かった。
「あなた、今日は機嫌が悪そうよ。」
「しー。聞こえたら大変だよ。早く料理をもう一度味見して、駄目なら作り直すんだ。」
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