「ママ、寝れないの?」
「ごめん、起こしちゃった?」
「僕も寝れないんだ。ママが気になってさ。」
「そうか、じゃあ少しお話でしようか。大学生活はどう?最近彼女と会って無いみたいだけど。」
「分かれたよ。真面目過ぎるから、何か段々つまらなくなっちゃた。一緒に居ても楽しくない、って言ったら彼女の友達から、最低!とか言われた。ママもそう思う?」
「アハハ、Y君は正直だからね。普通は、勉強に専念したい、とか嘘を言うの。ストレートに言われると逆切れされるのよ。」
「ママがY君って呼ぶの久しぶりだね。」
「本当だ。二人っ切りだからだわ。あなたは、いつまでたってもママね。」
「本当だ、パパは親父にいつの間にか変更したのに不思議だ。」
と、言ったら二人は大爆笑したのである。
「シー、パパ達起きちゃうから。」
「大丈夫だよ。ベロンベロンに酔っ払ってたから。あれ?何だっけ。」
「だから、彼女がつまらない、って話。」
「うーん、母親に言う内容じゃ無いよ。」
「バカね。それはエッチな事って言ってるのと同じ。本当に嘘言えないのね。普通は、冗談が通じ無い、とか、趣味が合わない、とか言うのよ。早く白状しなさい!」
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