(なんだこいつ?痴女か。ラッキー。)
僕は、また右手をポケットに入れペニスを扱いて射精した。僕は、映画が好きでラブシーンの時など映画館でしょっちゅうしていた行為である。
(ふぃー、気持ち良かった。多分見られてたな。まあ痴女だからいいか。)
そして、降りる駅に着いたから、立ち上がると、
「K君、気持ち良かった?一緒に降りよう。」
と、声をかけられたのである。
「えー!Aちゃん?全然判らなかったよ。」
二人は、喫茶店でお茶をしていた。彼女は、小学校の時の同級生だった。6年生で初めて同じクラスになり、中学校は、同じクラスにはならず、高校は別だった。当たり前である。彼女と僕は偏差値が違いすぎる。なにせこいつは、中学の卒業式で総代。見事な内容だった。もちろん県で一番の難関校に言ったのである。
「K君はいつも私に眼中無かったよね。モテモテだったし。私は直ぐ分かったよ。変態。」
「よせよ。こんなとこで。悪かったよ。」
「大丈夫よ。こんな騒がしい所。皆んなお喋りに夢中よ。それより気持ち良かった?昔はあんなにモテたのにね。彼女いないんでしょ。」
「大きなお世話だよ。あれから何年経ってると思ってるんだよ。こんなチビモテる訳ねえだろ。しかしAちゃんデカく成ったな。そういえば小学校の時から俺より大きかったかも。」
「もう、全然覚えてないんだから、大きかったわよ。だから私男の子から、なんか避けらていた気がする。」
「そろそろ帰らないと、ママに怒られる。」
「ヤダ、K君変わってない。まだママが、怖いの。」
「バーカ、そんな訳ないだろ。じゃあな。」
「ねえ、又会ってくれない?K君引っ越しちゃって卒業名簿と違うから連絡出来ないよ。電話番号教えて。」
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