入試の日は、金曜日だったから、おねえさんと父は、一緒に現場に居た。
作業員達は、朝礼の時、元気の無い社長の姿に、ざわついていたから、父が、
「えー、社長は本日体調が悪い。でも仕事熱心だから出社したんだ。」
「ありがとう、私は皆さんの生活がかかっている会社のトップよ休めないわ。。大丈夫、体力には自信あるから、こんなデカい女いないでしょ。」
と、言ったら、全員大爆笑したのである。
「君達は、組合員だ。体調の悪い時は、休め。社長は特別だ。」
「ちょっと、あなた、言い過ぎ!」
と、彼女が言ったら、又全員大爆笑して作業を開始したのだった。
部屋に戻り、父が、
「大丈夫ですよ。息子は俺と違って頭いいから。」
「そんな事は分かってるわ。あ!ごめん。ありがとう。あなた、いい人ね。朝礼でフォローしてくれて。お願い。こんな時だけど抱いて。心配で頭が可怪しくなる。」
「かしこまりました!社長。」
「あー、あー、母親って凄い。凄いわ。私なんて全く敵わない。」
おねえさんは、泣きながら父の上で叫んでいた。
それは、
おねえさん早朝物音で目を覚ますと、
母は台所にいた。
「あら、おはよう。起こしちゃった?朝は、病み上がりだからおかゆ、お弁当は、食べ易いようにサンドイッチ。車だと万が一渋滞に巻き込まれたら大変。電車で行くから早起きしたの。電車だったら遅れても、証明書が出るから、受験出来るからね。」
と、母は時間に成ると僕をかかえながら、駅に向かった。
「そうですね。あいつは、息子の事なら何でも分かっていたんだ。だから熱が出た時、悔しいくて俺達に八つ当たりしたんだ。」
「判った!だからあんなに言っても近親相姦しなかったんだ。あんなに愛していたら、24時間セックスしちゃう。受験に失敗すると我慢してたんだ。」
「社長。今頃気が付いたんすか?バカな俺でも分かりましたよ。」
「つまり私は、あなたよりバカって事ね。あんた非組合員だって忘れたの。」
「すんません。クビにしないで!」
「バカバカバカ。あの子が落ちたら、あんたと結婚よ。クビにしないわ。」
二人は、大爆笑しながら涙を流し受験の事を忘れる為に、セックスを再開したのである。
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