父の現場の前最高責任者は、デカい現場だと思っていたら、本社の人事部長だった。
「私に出来ますかね。社長から常務の推薦って、聞いた物ですから。」
彼は、辞令の後、彼女の部屋に来たのである。
「私は、チャンスを与えただけ。嫌なら辞めなさい。まあ、私の顔を潰す事にはなるけど。」
(怖!断ったら報復人事間違いないよ。ひえー。)
彼女は、立ち上がると巨乳を揺らしながら、近づき、
「最初は畑違いで大変だけど、あなたの現場での仕事ぶりを見たから大丈夫。自信持ちなさい。まずは、入社の面接に立ち会い。いい人材を確保する事!企業は人よ。何か困ったら何時でもいらっしゃっい。」
彼女は、ハイヒールを履いていたから、彼の目の前でおっぱいが揺れていて、まるで催眠術に掛かったみたいに、
「かしこまりました。私、常務の為なら何でもやります。」
彼は、前を膨らませながら、部屋を出ていったのである。
「あはははー、お父様の言う通りだわ。おっぱいは正義ね。」
そして、この人事で現場は頑張れば学歴関係なく出世できると活気が出て業績はうなぎ登りに成った。
後日、役員会議で、
「常務どうだい?社長にならんか?」
と、社長に言われた。
「とんでもない。専務もいらっしゃっるし、私まだ40そこそこの若輩ものです。」
「何を言ってる。君の改革と矛盾しとるぞ。私も専務も年だし、常務の能力より下だって認識してる。潮時じゃ。」
「そこまでおっしゃるなら、やらせていただきます。」
「そうか!ありがとう。私と専務は完全に身を引く。孫とのんびり暮らすよ。もう君の会社だ。やりたい様にやりなさい。」
(あはははー、あはははー。40で社長。空想みたいな世界だわ。)
おねえさんは、心の中で大爆笑してたのである。
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