「僕!駄目って言ったわよね。体を密着して動かしたら痴漢と同じ。いや痴漢なの。見たところ中学生よね。今止めないと大変な事になるわよ。」
と、おねえさんに怒られて、
「ごめんなさい。最初はわざとじゃなかった、偶然満員電車で体が密着したら気持ち良くて。それから止めらなくなっちゃた。誰にも怒られなかたから。」
「そうなの。確かにあなた可愛い顔してるからね。見逃してくれたのかもしれない。運が良かっただけよ。」
ホームのベンチで説教されていて、もう遅刻間違いなしだった。
「ヤダ、あなたのせいで遅刻よ。」
「僕も遅刻だ。どうしよう。」
「いいわ。今日は会社サボってあなたにとことん説教するわ。あなたもサボりなさい!」
おねえさんは、僕から生徒手帳を奪うと、学校に体調不良で休む。と電話させて、彼女も会社に電話して逆の電車に乗せられ、おねえさんの家に連れこまれたのである。
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