(え?何これ。フワフワ。気持ちいいわ。)
母は、そのまま寝てしまったのである。
「え?嘘!窒息死。あれ?寝息が。私の胸は枕か!やれやれ。虐め過ぎたかな。それに週4回も夕飯作ら生てるし。自分の家の家事もあるから大変よね。」
おねえさんは、抱き抱えたままにしてあげたら、自分も寝てしまった。
明け方目を覚ましたのは、母が最初だった。
「あれ?私あれから寝たまま。先生は起こさないでそのまま寝てしまったんだわ。」
「おはよう。私の胸気持ち良かった?」
おねえさんも目を覚ましたのである。
「はい。気持ち良かったです。息子が羨ましわ。ヤダ、何言ってるの私
。まだ早いから、寝室で寝て下さい。私、お弁当と朝食の支度したら始発で帰ります。」
「いいわよ。気を使わなくても。朝からセックスなんてしないわ。」
「そうじゃないわよ。主人の朝ご飯作らないと。昨日の夕飯作ってないから悪いわ。」
「あなたね。今に体壊すわよ。たまには、旦那に家事やらせればいいのよ。だって私の家で夕飯作ってるのだって、立派な仕事よ。家政婦さんと同じじゃない。もし、文句言ったらクビにしてやる。」
「だから、それじゃ私家族路頭に迷うでしょ。」
と、母が言ったら二人は、口を押さて大爆笑したのである。
※元投稿はこちら >>