家庭教師は、火水木日だった。本社は月曜日は会議が多く中々定時で上がれず、金曜日は休みの前の為遠方の出張が多く泊まりもあるから土曜日も無理だった。
でも、塾も週4日だったから、基本変わりは無かったのである。
大きな違いは、塾は平日だった。つまり両親にとって日曜日はセックスやりまくりの日と成ったのである。新婚時代も母の実家に同居していたから、二人はまるで新婚気分だった。
「たまんねー、たまんねー。」
「気持ちいいー、気持ちいいー。」
日曜日は、僕が玄関を出て直ぐセックスを始める両親。盛りのついた動物みたいだった。
セックスは僕達家族やおねえさんにとって、良い効果をもたらした。僕はどんどん成績が上り、父は仕事ぶりを評価され現場の管理職(おねえさんに比べたら全然下だが)になり、おねえさんも短所のパワハラが減り、更に出世して平取から常務に成った。
そして、母はめちゃくちゃ美人に成ったのである。
「お前、最近綺麗に成ったな。」
「そうかしら、自分じゃ判らないわ。」
(セックスって美容にいいのかしら?そういえばあの女もフェロモン出しまくり。同性の私でもドキドキするし。ヤダ、私、何考えてるの?)
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