「そうか、そうか、本社なんか暇だから楽勝だよな。あいつの家なら俺と不倫と疑われなし。成る程。」
母は、キレた。
「あなた!いい加減にして。」
と、怒鳴り、本社の大変さと、息子の為に部屋を自習代わりに使わせてくれる事など話した。
「やっぱり俺バカだな。本社が頑張ってるから俺達現場は仕事があるし、社宅にも住める。先生はもちろん現場に来れば直ぐに仕事出来る。でも俺が本社行っても何も出来ねぇ。それに時間の効率まで考えて部屋で勉強。敵わないよ。足向けて寝れねぇわ。」
「ごめんなさい。怒鳴ったりして。あなたも忙しいよね。現場だって大変よ。それとね。これ見て凄いのよ。あっという間に契約書を先生作ったの。」
「成る程ね。これだったらえこひいきに成らないな。塾代と同じか。」
「あなたの息子への改心に感動して、お金は要らない、って。形だけよ。」
「嘘!益々足向けて寝れないよ。」
と、父が言ったら二人は大爆笑たのである。
しかし、母が先生の夕飯を作る話をしたら、
「確かに、それくらいしないと申し訳ないな。でもお前の負担が心配だよ。」
「大丈夫よ。パートに行ったと思えば。言い方悪いけどあなたの給料じゃ社宅でなければ皆んな共働きよ。」
「ほとんど家賃が無い社宅様々だな。益々足向けて寝れないよ。」
二人は又大爆笑して、息子が帰って来るまで、セックスの続きをしたのである。
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