「ママ、楽しいよ。小学生の頃習い事にいつも迎えに来てくれて、帰りに一緒にお買い物が楽しかった。」
「Y君は、幼稚園の頃は、体が弱くて休んでばかり、小学校に入ったら今度は、成績が酷すぎてママは真っ青に成ったのよ。」
「ねえママ、続きは2人っきりで話したい。何か、他人がいると落ち着かない。」
外食をしていたが、気が散るのだ。
「じゃあ出ましょう。」
「ごめんね。そういえば通信簿に落ち着きが無い、ってよく書かれていたな。」
「Y君は、気にしなくていいのよ。」
「ねえ、まだ帰りたくないよ。実はまだ行った事ないんだ。」
「ウフフ、あそこかな?」
「えー、何で判るの?で、怒らないの?」
「母親は子供の考えてる事は、何でも判るものよ。あなたは私から出て来たの。当たり前でしょ。そして一応あなたの彼女だから行きましょう。アハハ。」
と、二人でラブホに入ったのである。
「さっきの話の続きだけどね。M子が産まれたら、Y君は益々調子が悪く成ったのよ。あなたが兄妹欲しい、って言うから作ったのに。」
「うーん、何か病院によくママと行った記憶がある。」
「簡単に言うと、M子にママを取られたと嫉妬して病んだの。だから、私はあなたをまた甘やかしたの。」
「ねえママ、お風呂広いよ。」
(やれやれ話はもう飽きちゃったのね、甘やかし過ぎたかな。)
「洗って上げようか?」
「ヤッター、先入ってお湯溜めてるね。」
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