警察署を出て来た真凜はつくづく男と言う生き物にうんざりしていた
「結局警部補と言っても男は男、女の子に恥ずかしい言葉を言わせようとして露骨な質問
して来て顔を赤らめるのを見て楽しんでるとしか思えない!」ココ・アロンドでも昼ご飯を
食べに来ては真凜のミニスカから延びる生足をジロジロ見つめるのが嫌だった
そうは言っても学校終わりなども護衛の警察官の人が見守ってくれるので心強く思っていた
そんなこんなで時は過ぎ夏休みに差し掛かった頃吹奏楽部の真凜は週に何度か登校する日々だった真凜の通う女子校は校内は制服着用の校則がある…父親の入院してる病院にも顔を出さないといけないので忙しい…水曜日はショッピングモールの定休日なので一時は
モール内の通り抜け出来ないようにシャッタを下ろしていたが東口と西口を渡るにはかなり
遠回りしないといけないため渡り階段だけ開放してほしいと要望があり今はショッピンク
モールを通り抜けることが出来るのだった勿論ココ・アロンドもお休みだが料理人の斎藤
さんは仕込みの準備にお店に来ていた大学出と言うこともあって水曜日には吹奏楽部の帰り
お店に来て夏休みの宿題を教えてもらっていたお店にある食材でご飯も作ってもらい帰る時はかなり暗くなっていたもうすぐ渡り階段っていうところで空きテナントの店舗から男等が
一気に出てきてバスタオルを頭から被せられもう一人が足を抱えて室内に消えて行った
あっという間の出来事だったあいにく夏休みと言うのとショッピングモールの定休日が
重なって人も通っておらず護衛の警察官も付いていなかった彼女にとって最悪の状況だった
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