続き
それから、二人は玄関へと向かう。でも、ヤスコのほうが尿意を感じたのか、トイレの中へ入っていった。母がトイレから出てくるのを待っている間、モトオは先に玄関のドアを開けたのだ。いったい何のために。また母が下着としてはいているパンツを見るためだった。どのようにして母ヤスコがはいているパンツを見るつもりなのか。母が出てきた時にしゃがんだままスニカーの紐を締め直すふりをして、その濃いベージュ色のスカートの中を覗き込んで下着のパンツを見るつもりなのだ。丁度、モトオは玄関の外から母がトイレから出てくるのを待つ。やっとトイレから出てきたヤスコが玄関で腰を下ろしてから茶色の爪先が尖ったローヒールをはこうとすると同時にしゃがんだままスニカーの紐を締め直すふりしながらそっちへ目を向けるモトオ。すると、ヤスコが茶色の爪先が尖ったローヒールをはこうとする時、無意識から股間を大きく開く。そんな光景を目にしたモトオはかなり興奮した。股間が開くと同時にその薄暗い奥から出現してきたかのように縫い目と共に濃い肌色のパンティーストッキングの表面から透けたまま下着の白いパンツが外へと覗いた。「あっ、パンツ見えた。やっぱしそうだったのか。かあちゃんは幼かった頃から下着として白いパンツをはいてきたんだ。それにしてもふっくらした感じで下着からアソコまで目立つほどの見え具合じゃないか。」でも、今のところはこっちからの視線に気付いていない。ヤスコが顔ごと下へ向いたままだからだ。ヤスコが立ち上がってから、モトオも立ち上がる。二人は自宅を出てからこの険しい坂道を下りながら灘中央市場へと向かう。
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