俺は、夢か現実かわからない場所にいた。
でも、これはきっと夢だ。
何故なら、俺は全裸で森の中を歩いているからだ。
しかし、裸足で歩く足の裏に、土の冷たさと小石の痛みを感じている。
森の奥から、声が聴こえる。
男の苦しそうな声、そして女の淫らな喘ぎ声も聴こえる。
それも、ひとつふたつじゃない。
この森の奥には、限りなく透明な愛液と呼ばれる淫水の泉と、栗の花の香り漂う真っ白な性欲の沼があった。
この泉の水を口にした者は、男女関係無く性欲のまま女を求めてしまう。
泉の水は、匂いも味も欲求不満女のマン汁と同じだ。
一方、沼の香りを嗅いだ女は、身体の疼きを抑えられなくなり自らを慰める事を止められなくなり、喉の渇きにその真っ白な沼の水を求め、その水を口にした女は死ぬまで男のチンポを求め、何度も精子を注がれずにはいられなくなる淫水の泉よりも恐ろしい沼だ。
沼の水は、男の精子の匂いと味だ。
しかも、女が女を求めてしまう泉と同じく、この沼の水の恐ろしさは、男をも狂わせ、男が男を求めてケツの穴を開いてチンポを咥えてしまうのだ。
月明かりに照らされた淫水の泉と、性欲の沼の畔では、村の住人が全員淫らに交尾を繰り返していた。
夫婦は互いに違う相手とセックスをし、父親は娘を犯し、母親は息子を犯す。
すでに、こと切れた年寄りの骸がいくつも転がっている。
ジジイもババアも例外無く、犯し犯され、そして死んでいった。
並んで男に跨がりながら、互いに唇を貪る女達、少年のアナルを犯す男、泣き叫ぶ幼女の口とオマンコを犯す男と女、少年のチンポを咥えて離さない女。
絶頂を迎える瞬間、女は身体の何倍もの量のマン汁を噴き出した。
男も同じく、身体の何倍もの精子を射精した。
それを、息絶えるまで続けるのだ。
そう、淫水の泉は、正真正銘女達の愛液で出来た泉だった。
性欲の沼は、言うまでも無く、こちらも正真正銘男達の精子で出来た沼だった。
辺りが静かになった。
湖畔の周りに、動くものが居なくなった。
老若男女、すべての村人が全身の性欲を放出し息絶えた。
上空から、ケラケラと笑い声が聴こえる。
見上げると、無数の大きな羽を拡げた、蝙蝠のようなものが舞っていた。
頭には、2本の角があり、尻尾も生えている。
悪魔?いや、あれはサキュバスか?
地上に降りて来て、湖畔転がる死体を泉と沼に魔法で沈めて行く。
死体は蒸発するように溶け、泉と沼に消えていった。
そしてサキュバス達は、真っ白な沼の水を、精子の水を美味しそうに飲み始めるのだった。
どうやら、この沼はサキュバス達の栄養源らしい。
俺は、夢だとわかっていても恐ろしくなり、逃げようと後退りした。
バキッ!
小枝を踏んでしまった。
気がついたサキュバス達が、一斉に俺に襲いかかって来た。
すぐに捕まった俺は、サキュバス達に喰われ、犯された。
※元投稿はこちら >>