やがて太一はチンチンが痺れたように感じ、続いて勝手にチンチンがビクンビクンと痙攣するのを感じ、それと同時にカヨと同じように自分の身体が勝手に引き攣り仰け反るのも感じた。
快感と言うより痛みに近かったが、何かが終結したと言う感じの落ち着きを覚えた。
全身の力が抜けぐったりとなる。
見開いていた目からも力が抜けて薄目になり、周りもぼんやりと見えるくらいになってしまった。
山姥が太一を縛っていた縄や猿ぐつわを解いたが、もう太一は脱力感で身体を動かせなかった。
ああ..、これがチンチン汁を飲まれるって事なんだべ..。
何かチンチンから出たみたいだけど、良く判らなかった..。
身体に力が入らなくて動かせない。
これからいよいよ、お尻の肉を切られたりお尻の穴に太い杭を刺されて火で焼かれるべな..。
恐いけど..、何だかもう仕方ないって気がする..。
太一の心は落ち着いていた。
そんな太一に山姥の語りかける声がした。
山姥はなんと太一の髪の毛を優しく撫でながら
「ゆっくりと眠っとけ。
お前達が良い子なのは判っただ。」
あれ?聞いた事があるような声だべ..?
カヨのお母ちゃんみたいな気もするけど..。
いや、学校の女先生の声にも似てる。
オラのお母ちゃんのようでもあるし..?
不思議な気持ちだが、今の太一の頭はぼんやりしていて、山姥に話しかける気力は残ってなかった。
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