するとアナライザーが振り返った。
そして、雪の白くて綺麗な左手を持ち上げると
「ダイジョウ、ナニガアッテモ ボク ガ アナタ ヲ オマモリシマス。」
両ハンドで挟み込むように持つと円を描くようにスリスリさすった。
「あ、ありがとう。 (ちょっとくすぐったい!アナライザーってこう言う変なとこまで精巧にできてるのよね~。)」
心の中で思わずつぶやいた。
ヤマトがガクンガクン揺れ始めた。
雪は、膝たちになり不安げに天井を見つめた。
「ダイジョウ、ボク 二 ツカマッッテク ダサイ。」
「うん。」
頷くとアナライザーの腕に捕まった。
ヤマトが、ガクンガクンと上下に揺れ始めるとアナライザーの目の前で雪のたわわに実ったオッパイがプルン、プルンと揺れ始めた。
アナライザーはスピカーの奥の電気をゴクンと飲み込んだ。
ヤマトが何かにぶつかったように一瞬ガクンと止まると胸がアナライザーの顔にムニュッッと押しつけられる。
アナライザーのメーターの光が赤からピンクに点滅した。
ガーンッと船底に衝撃が走り艦が大きく右に傾斜した、
「キャア」
悲鳴と共に二人はもつれ合うように右に倒れた。
雪がアナライザーに脚を広げ馬乗りになったような体勢。
「ユ ユキサン、、。」
「大丈夫?」
「ダ ダイジョウブデス、、」
どこか力ない返事。
ヤマトがガッガッガッガッッと小刻みに振動した。
「イヤッ、、。」
可愛い悲鳴がこだました。
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