「もう、サルガッソー海域に突入したのかしら?放送では、10分後って言ってたけど」
雪はちょっと心配そう。
ピコピコと電子音を鳴らせながら
「タブン トツニュウ シタノカモシレマセン コノ カイイキ キョウリョクナ デンジハ ノ エイキョウデ デンパ マッタクツウジマセンカラネ。ヨソク シヅラインデスヨ。」
アナライザーは、ピンクのメーターを点滅しながら顔を左右に動かすと雪の胸がムニュムニュと動いた。
ピピピピッと嬉しそうな電子音が鳴り響いた。
ハッとしたように雪は、体を離した。
(もう、なに考えてるのよ、アナライザ~は、、!)
呆れたように心で呟いた。
ヤマトは、まだ小刻みに揺れている。
するとガーンッと大きな振動が起こりヤマトは、大きく右に傾斜した。
アナライザーと雪の体が右側に投げだされ、雪は、尻もちを突きその上にアナライザーが、かぶさるように倒れ込んだ。と同時にエレベーターが止まり電気が消えた。
暗闇にアナライザーのメーターの光だけが浮かび上がった。
電気は直ぐに点いたがそこには、綺麗な脚をM時に開いて倒れてる雪とM時の真ん中に赤い胴体をしたアナライザーが覆い被さっていた。
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