異形の戦士はRPGの魔王と日本の鎧武者のデザインを混ぜ合わせ、複数の紫の蛇が下半身に巻き付いたような姿だった。
そしてその右手には鋭い刃を持つ巨大な刀身と峰にノコギリ、鍔に怪物の顔の意匠という異形の大剣が握られていた。
その大剣は決して峰打ちなどできないような作りとなっていた。
相手を傷つけずに倒すならば、柄頭で打撃する手もあるが、その柄頭も軽く殴った程度では済まないような外見だった。
一切の慈悲も情けもない攻撃。異形の戦士の斬撃が仮面の女剣士の鎧やスーツを容赦なく切り刻んでいく。
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