俺は音を立てないように歩き、隠れられる場所に隠れた。俺が隠れると霧と湯気も少しずつ晴れてきた。
そして明らかになる裸の女の正体。俺はその正体に目を丸くした。
鎮守の森の巫女・西嶋かほさん。俺の家系の親戚筋にあたり、俺の姉のような存在になっている人だ。
その人は今、温泉の縁にある平らに加工された岩の上で全裸でガニ股に座っていた。
今は女子高生のかほさん。彼女の一糸まとわぬ素肌を見るのはこれが初めてだった。
というより女の裸を間近で見るのはこれが初めてだった。
雪のように白い肌、その胸元には年齢的にも豊かに実った二つの丸い膨らみが半円を描き、その膨らみの頂には淡い桃色の突起があった。
美しい長い両腕、見事なくびれを見せる腰、すらりと伸びた白い両足、そして股間にある黒々とした茂み。
茂みは逆三角形を描き、雪のごとき白い平地に現れた黒濃い叢と言った感じだ。
かほさんは左手を床に着け、右手を自分の股間に入れていた。その行為は男の身体では決してできない行為だった。
かほさんは女にしかできない、女だからこそできるやり方で性的に自分を慰めていた。
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