「ふっ・・・あ、あぁう・・・かほ・・さん・・・」
俺はその気持ち良さに恐怖した。経験したことのない不安、先が見えないほどの狂った気持ち良さ、どんな言葉でも表せない快楽の道を俺は歩んでいた。
ゴールがあるのかさえ分からない、未知の恐怖と快楽が俺の身体を襲った。
「おねえ・・ちゃん・・・僕、こわいよ・・・」
恐怖のあまり、俺は思わず言葉遣いが幼くなってしまった。小学校高学年なのに恥ずかしくて情けない・・・
「ぷはぁっ」
かほさんは俺が怖いという言葉を発すると動かしていた舌を止め、再びペニスから口を離した。
かほさんの唾液でどろどろになった俺の肉棒は光沢を放ち、半勃ちの状態を上を向いていた。そして、皮は剥かれてカリの部分も丸見えだった。
かほさんは俺のペニスと自身の唾液の糸の繋がりを断つと、言葉を発した。
「裕也くんは初めてだよね? こんなことされたのは?」
「は、はい・・・」
「少しびっくりするかもしれないけど、お姉ちゃんが優しくリードして治めてあげるから心配しないで、ね?」
かほさんは甘く、優しい言葉遣いで俺を落ち着かせ、不思議と恐怖心がゆっくり消えていく。
「一緒に気持ち良くなろう?」
恐怖心が消えかけたと同時にかほさんは追い討ちをするように誘いの言葉を俺に投げかけてきた。
「は、はい!」
俺は即答した。断る理由なんてなかった。
かほさんは俺の返答に対してニコッと微笑むと、再び口を大きく開いてペニスを包み込むように咥えた。
今度はペニス全体を包み込む感覚なので初めて味わう気持ち良さが俺を襲った。
かほさんはペニスを咥えると上下、前後に激しく運動、刺激する。その動きはどんどん速くなっていた。
ぢゅぽぉ!じゅぽっ!ぢゅるっ!ぢゅっぽ!
放出されたことのない俺の中に蓄えられている精子、海を知らない無垢な生物の種の群れを搾り取り、食らい尽くさんとするかほさんの執念の動きに俺は弱々しく、情けない声をあげるしかなかった。そんな声を発する事が今の俺の限界だった。
清楚で上品、綺麗なお姉さんというのが印象的なかほさん。今の彼女の表情は獣のそれだった。
「あっ・・・くっぅぅ・・・ふうっ・・・ああっ・・・」
「裕也くん、気持ちいーい?」
「は、はあぁいっ」
「ふふっ、かわいい声だね」
かほさんの猛撃に負けた俺はかほさんに声をかける前に果てた。
ドピュッ、ドッピュウッ!
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