ープレヤーサイドー
ケンジはやっぱりエロゲーを楽しんでいた。
『ウヒョー、やっとクリアしたぜ・・・あとはヒロインと・・・へへ』
[だれ・・・どうやってここに・・・]
[フフフ・・・観念しろ・・・誰も助けなど来ないぞ]
[ピピー・・・ガガ・・・・]
[ケンジさん・・・あなたはケンジさんでいいのですね・・・]
『んん・・・なんだ?・・・何かのバグかな・・・おーい良いとこなんだぞ・・・』
[ケンジさん・・・助けてください・・・あなたの力が必要なんです・・・信じてくれたのなら
目を瞑って下さい・・・]
『目を瞑るの?・・・こうかな・・・』
カズキと同じ様にゲームの中にアバターが作られる・・・。
カズキと違いずんぐりむっくりの体型、外を見るとカズキの言った通りのミリオタ、拳銃やアサルトライフル
だ、壁一面にディスプレイされている。
『こんにちわ・・・カズキくんのお友達だよね、私はチサト・・・あなたは自分のパラメーター見えますか?
そう・・・視界の右側に見えるはず、どの位ありますか・・・』
『あ、俺・・ケンジ、チサトさん・・・何かで聞いたことあるような・・・何を助ければいいの?パラメーターは
うんん・・・ゼロに近い・・・』
『仕方ありません・・・このゲームキャラに成りますから、私を抱いて下さい・・・』
『ええ・・・俺・・エロゲー知識しかないよ・・・』
『大丈夫・・・私がリードします・・・』
『そしたら・・・良く判んないけど・・・お願いします・・・』
『はい・・・そこです・・・くはあ・・・あん・・あんそれで良いです・・・』
『んん・・・もう・・・逝っちゃうよ・・・キツいよ・・・』
どぴゅう・・・ケンジもチサトの身体でパラメーターを上げた。
そこにカズキが入ってくる・・・。
『もう少し来ないで・・・カズキくん・・・』
『ふはあ・・・お、パラメーター満タンだ・・・』
『これが一番早いの・・・カズキくんの話を聞いて・・・』
カズキは、チサトを気遣いながらも、少しケンジに嫉妬していたが自分もそうするしかなかった
事を思い出し、冷静にケンジに話を始めた。
チサトが現世からの転生者である事、ネットの先にあるかも知れない世界に旅立とうと言う事を
真剣に話した。
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