その夜はお互い恥ずかしさから背を向けて眠った・・・。
朝が来てケンジの元へ向かう、その前に僕もパラメーターが上がった事で武器を調達できる。
チサトさんにレクチャーを受けながら、欲しい物を想像する。
昨日の事が集中力を低下させていた・・・。
『ダメよ・・・カズキくん・・・もっと集中しなきゃ・・・固まらないよ』
『そうだ、僕はチサトさんを守るんだ・・・』
はっとして僕は集中する、アサルトライフルを調達する事ができた、少し筋肉も付いたみたいだ
シュワルツネッカーみたいにはなれないが、ゲームオタの僕には驚きだった。
これでチサトさんの事を少しでも守れる・・・。
そう思い、洞窟を後にした。
それからも時折、奴らは現れる・・・その度にチサトさんは短くしたスカートをひらつかせながら
刀で奴らを切り倒す、囲まれた時には少し焦ったが、僕のアサルトライフルがすんでで倒した。
そろそろあいつのところに着くはずなんだが・・・。
『多分、このすぐ先よ・・・ここのラスボス出てきたから・・・』
『ふへえ・・・強そう・・・』
『ダメ・・・気を抜いちゃあ・・・・きゃああ・・・』
僕をかばってチサトさんがラスボスに勢いよく飛ばされた・・・怪我してないかな?
僕はアサルトライフルをラスボスの眉間に向けて発射する・・・射線にチサトさんがいる。
『チサトさん・・・』
まるで射線の方向・・・いや弾丸が見えている様にのけ反り、弾丸はラスボスの眉間に見事
着弾した。
なんとか勝てた・・・、あとはこの先のケンジに会いに行くだけ・・・。
チサトさんの手を取りまた一歩前進する。
僕にもサイドアームが登場する、デザートイーグル?ちょっと大きすぎない・・・。
ラスボス討伐の恩賞らしい・・・僕の身体も少し大きくなった気がした。
ケンジのパソコンに侵入する、どんなゲームをしているかわからない・・・。
(多分、エロゲーだけどね・・・)
慎重に進んでいく・・・。
『カズキくん・・・私が行ってみる、話をしてからあなたが説明して頂戴・・・
だけど・・・余り見ないで欲しいな・・・』
チサトさんもエロゲーだと思っているみたい、顔を赤らめる。
そして、ケンジのゲームに侵入する・・・。
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