四つん這いになったハルに、ラントは上ずった声で言った。
「そちは、人間を辞めて罰を受けると言った。
もう、戻れんぞ!」
次の瞬間、ハルはお尻に鋭い痛みを感じた。
ピシッ!
音は遅れて聞こえたような気がした。
鞭だわ..。
私、やっと罰を受けるんだわ..。
パシッ!パシッ!
鞭の音がしばらく続き、ハルの小さなお尻は赤く腫れた。
いつの間にか、ハルは顔を絨毯に着けて、口でその毛を噛み締めていた。
それでも、鞭を避けることも、悲鳴をあげることもしなかった。
「国王様、今はそのくらいで...」
どこかで女官様の声がした。
「そうだな..。
よし、あれを着けてやれ。」
ラントの命令で、あの女官長ともう一人の若い女官が、ハルの側に膝まづいた。
「ハル。
今からお前のお尻に、尻尾を着ける。
お尻の穴の力を抜いて。」
どんな事をされるのか分からないが、まだ死なせてはくれない筈..。
ハルは言われたとおり、四つん這いのままだが、下半身の力を出来るだけ抜いた。
あっ!お尻に...、お尻に何か刺し込まれているんだわ!
若い女官が、ハルのお尻を両方に広げながら押さえ、女官長が太く硬いものをハルの肛門に押し込んできた。
痛い..。
お尻の穴が、ピリピリって裂けていく..。
それでもハルは、四つん這いの姿勢を保ち、声を上げなかった。
「どうだ?入りそうか?」
ラントの声に女官長は
「はい、先端に脂を塗りましたから、何とか..」と答えるが、やはり一気には入らないようだ。
無理に押し込めば、多分入るだろう。
しかしそうすれば、ハルの肛門が裂け、もう使い物にならなくなる畏れがある。
それでは、折角の子犬が役に立たない。
女官長は、慎重に時間を掛けて、ハルの肛門にプラグを差し込んでいった。
10分以上の痛みの末、ハルの肛門に、大人の人差し指と親指でつくる輪より太い、鹿の角を削って作ったプラグが差し込まれた。
途中に括れがあり、そこが肛門に填まると、もう手を離しても抜けなくなった。
そしてそのプラグに、子犬の尻尾が取り付けられた。
苦痛を少しでも軽くしようと、口を開けて息をしているハルに、女官長は小さな声で
「痛いが、我慢しなさい。
王様のためなのだ。
後でちゃんと抜いてあげるから、心配しないで。
今は、王様に楽しんでいただく事だけを考えなさい。」
と言ってくれた。
「おお、出来たな。
余の可愛い子犬が..。」
ハルは首輪も填められ、鎖て大きな鏡の前まで
引いて行かれた。
そこには、鞭で打たれて赤く腫れ上がったお尻の中央にピンと反り返った尻尾を着けた子犬がいた。
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