やがて寒い冬の時期がやってきて。この年若い色情霊は今どうしているのだろうか。丁度彼は神戸市灘区にある灘区中央市場の中を彷徨っていたのだ。いったい何のために。実は色情霊は次の獲物を探してた。どの女性に取り憑いて性的イタズラをしようかと考えていたのである。「さて次はどの女性に取り憑いて性的イタズラをしてやろうかな。だんだんと面白くなってきたぞ。」そう思っているうちに、やっと新しい獲物を見つけることができたのだ。彼が新しい獲物にした女性とは。一人の幼稚園へ通っている息子を連れた三十八才から四十才の間の年齢である中年女性を選んだのである。彼女は岡山県倉敷出身で田舎育ちの女性だった。白いセーターと紺色のスカートといった冬物の服装で身をつつみ。そして赤みを帯びた濃い肌色のガーターストッキングと白いソックスをはき。はいている靴は茶色でつま先が尖ったローヒール。おまけに防寒のために薄茶色のオーバーコートを着ていた。「そうだ、あの女性に取り憑いてやろうか。少し長めの髪型、少し濃いめの眉毛、細い目、丸い鼻、少し厚めの唇から形成された色黒で丸い顔立ちが僕の好みのタイプになりそうだなあ。それに、オーバーコートにおおわれて見えないスカートの下からはみ出しているかのように見える脚もより色っぽくて奇麗に見える。白いソックスをはいたままの脚が赤みを帯びた濃い肌色に見えるけど。そうか、分かったぞ。その母親もガーターストッキングをはいているのか。しかし、一番気になるのはスカートの中だ。彼女は下着として何色のをはいているのだろうか。」しかし、色情霊はその女性に取り憑いて性的イタズラをするだけでは満足にはならないと思っていたのだ。実は一度でもいいからセックスしてみたいと思っていたのだ。「僕のオチンチンは死んでから魂だけの存在になっても健在だから。」
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