春が訓練を受けたのは、わずか1週間だった。
その後、直ぐにイギリス軍の司令部に、表向きは中国人として送り込まれた。
裏で首領が手を回し、春は司令部の副官のメイドとして働くことになった。
副官はハーレーと言う名前で、階級は少佐だが、貴族や金持ち階級の出身ではなく、下層階級からの叩き上げで、上流階級に強いコンプレックスを持っており、しかも変態趣味だった。
「俺もやっと、メイドを使える身分になったか。」
中国人に成り済ました首領は、ハーレーに春を引き合わせる時に、
「この娘は、実は日本人です。
元は良い身分の娘ですが、家が落ちぶれて外国に売られたのを、私が買い取りました。
昔風の教育を受けた、素直で良い娘です。
英語の会話は出来ますが、読み書きは出来ません。」
と紹介した。
貴族の上司でも、世界一肌が美しく、気立てが良いと言われている日本人の少女を、基地内でメイドとして使っている者はいないだろう。
ハーレーは、自尊心を満足させた。
メイドの春は、思ったより良く、いや、大変良く働いてくれた。
しかもハーレーのわがままと言えるような無理な命令にも、黙って従ったし、それが出来なければ、できなかったのは自分のせいです、と言って素直に謝った。
ハーレーは、軍隊で死に物狂いで働いて、何度もお偉いさんから泣かされて、やっとこの地位を手に入れたのだが、春を雇ったのは、充分にそのご褒美になると思った。
ある日、ハーレーが何時もより早めに官舎に帰ったら、春が出迎えに来なかった。
ハーレーの寝室で気配がしたので、何かあったのか?と足音を忍ばせて近づくと、床にしゃがみこんで何かを見ている春の後ろ姿があった。
「何をしている?」
ハーレーが声を掛けると、春は驚き慌てて立ち上がったが、その足元には、ハーレーが今朝隠し忘れた、世界各国の少女のヌード写真、つまりロリコン用の変態写真が散らかっていた。
「マスター!も、申し訳ありません...。」
春は顔を真っ赤にして、頭を床に付くくらい深く下げて謝った。
ハーレーは、メイドに自分の変態趣味が知られた事で、困ったことになったと思った。
春に何と言って口封じをするかと、書斎で悩んでいたが、そこにノックの音がして、春が入ってきた。
手に、ハーレーが出勤する時に持つ将校用の鞭を持っている。
「どうした?」
不機嫌そうに用件を聞くハーレーに対して、春は手に持った鞭を差し出しながら、
「お仕置きを受けに参りました。」
と言った。
「何?お仕置き?」
聞き返すハーレーに、春が
「私が悪いことをしたら、父も母も、お尻を打って叱ってくれました。
今は私は両親がいません。
マスターから叱っていただこうと思って参りました。」
と答えた。
思わぬ流れに、ハーレーの心臓が高鳴った。
異民族ではあるが、かつては高い身分だった少女を、俺が鞭で打てるとは!
「よし、分かった。
俺が罰してやろう。
鞭打ち10回だ!」
そう宣言したが、ハーレーはまだ迷いもあった。
やはり尻を打つべきなのだろうか?
スカートはどうする?
しかし、春の方が自分から、床に四つん這いになり、濃紺のスカートを捲ると、白いズロースを穿いたお尻を見えるようにした。
ハーレーは、目がくらむ思いだった。
母国の変態売春宿で、高い料金を払って、年増の尻を打ったことがある。
それが、今では新鮮な少女が、自らスカートを捲って、俺に鞭で打ってくれと言ってるだ。
ハーレーは興奮の中、春のズロースに包まれたお尻を、10回鞭打った。
春は、一回打たれる毎に、その回数を声を出して数える。
時には痛さでお尻を動かそうとするが、それを自分で押さえて、必死に我慢しているようだ。
ハーレーの好みのど真ん中だった。
10回打ち終わると、春はスカートを直して立ち上がり、また深々とハーレーに礼をした。
「マスター。お仕置きをありがとうございました。」
その口調は、怒っていたり悔しがったりしてる様子は全く無かった。
この娘は、本当に素直に罰を受けたのだな。
部屋から出ていく春を見送り、ハーレーは感心すると同時に、つい先程見た、春の細くて白い太股と、可愛い尻を包んだ白いズロースを思い出し、股間が硬くなってしまった。
その2日後、再びハーレーが喜ぶ事態があった。
その日、日中ハーレーは不愉快な事が多かった。
司令官から補給物資の計画を聞かれ、下から上がってきた書類を読み上げたが、そこに書かれた数字が間違っていたのだ。
「明日までに、きちんとした数字を出せ!」
と命令され、ハーレーは官舎に仕事を持ち帰った。
春に、夕食にサンドイッチを命じ、直ぐに蒸し暑い中、制服の上着もシャツも脱いで計算に取り掛かった。
しかし慣れない仕事で、汗が流れるばかりで捗らない。
そこに、サンドイッチとお茶を運んで来た春が、そっと言った。
「マスター。
もしかしたら、私、お手伝いできるかもしれません。」
怪訝な顔をするハーレーに、春は自分の部屋から算盤を持ち出して、書類に書かれた数字を足し合わせて見せた。
ハーレーは驚いた。
英語の読み書きは出来ないのに、この娘はすごい技術を持っている。
それなのに、それを自慢するでもなく、俺の為に使ってくれる。
いや、良い娘を回してもらった!
それからは、ハーレーはソファーに座って、酒を飲みながら、春が算盤で計算するのを見守っていた。
もう半分も終わった頃、春が手を止めて、ハーレーの方を向いて言った。
「マスター。
本当に申し訳ありませんが、私、暑くてたまりません。
何より大切な書類に、汗を落としてしまいそうです。」
当時は、中級クラスの軍人の官舎には、冷房どころか扇風機も無かった。
春は椅子から立ち上がると、ハーレーに向かって言った。
「はしたない事で申し訳ないんですが、私、上を脱いでよろしいでしょうか?」
マスターであるハーレー自身が、既に上半身裸でズボンだけになっていた。
これでメイドに、駄目だ、とは言えないなあ。
ハーレーは自分に都合の良い理由を見つけて、春がメイド服であるワンピースを脱ぐのを許した。
春はワンピースを脱ぐと、手早く、しかもきれいに折り畳み、白のシュミーズ姿になって椅子に座った。
日本人の女性は、西洋人と比べたら、身体は細く、バスト、ウエスト、ヒップの括れも少なく、性的な魅力に欠ける。
普通のイギリス人はそう言う見方だが、ロリコンのハーレーにとっては、今目の前にいる春のシュミーズ姿は、たまらなく魅力的だった。
そのシュミーズは、もともと膝より下まで隠す筈なのに、どうやら春の成長が早かったらしい。
ソファーに座って横の低い位置から見ると、椅子に座ってる春の丸い膝、それとわずかだが太股まで見える事があった。
酒のグラスを持って、算盤を弾いている春の近くまで行く。
じっと見ていたら、この日本人の少女は、14歳だがブラジャーを着けてないことが分かった。
シュミーズを通して、時々乳首らしいポッチが見え隠れする。
ああ、たまらないな..。
この日本人の娘を、食べてしまいたい..。
ハーレー自身の欲望は、正直に顔にはっきりと現れていた。
春は、首領から指示された次の行動まで、あとわずかだと確信した。
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