人身御供になる筈の春が、人夫風情とまぐわいをしたことは、大商人や大庄屋の小手から藩の重役に伝わった。
春を思いっきり苛んで遊ぶつもりだった重役達は、激怒した。
直ちに尼寺に捕り方が派遣され、春は厳しく縄を打たれて引き立てられた。
なんとか治めようとした尼さんも、春に淫乱を勧めた者として捕らえられた。
藩の牢屋敷の拷問小屋で、二人の女に厳しい拷問が加えられた。
人身御供となる大切な身体を、何故汚したか?
相手は誰なのか?
どのようなまぐわいをしたのか?
淫らな声を出したか?
どこが感じたか?
もう、春を辱しめると共に、調べに当たる役人がいやらしい興味を満たすための問ばかりだった。
春も尼さんも、腰巻き一枚に剥かれ、後ろ手に縛られたまま胡座を組まされ、その足首に顔を着けるほど身体を折り曲げられた海老責めにされた。
身体を折り曲げられただけでも辛いのに、その背中を激しく割竹で打たれる。
見る見る二人の白い背中は、真っ赤に染まっていった。
二人はどうしても相手の男のことを言わない。
拷問は更に厳しさを増した。
春は背中が鋭く尖った三角木馬に股がらされた。
硬い木材で作られた木馬の背中には、これまで股がらされた可哀想な女達の流した汗、尿、血、そして淫水が見にくい染みを作っている。
股がらされる時、春の腰巻きは大きくはだけられ、細い太股の内側や、わずかに芽生えた陰毛も丸見えにされた。
背中に回された腕と胸の上下を締め付ける縄を結んだ部分から、天井の滑車に太い縄が伸びていた。
その縄が緩められて下ろされると、春の全体重が木馬の背中に当たっている股間に掛かった。
たちまち春は、全身を脂汗で濡らし、苦痛のうめき声を上げた。
尼さんには、更に過酷な拷問が加えられた。
腰巻きも剥がされ、仏に使える清らかな身体を男達のいやらしい視線に晒されただけでなく、逆さ吊りにされたのだ。
それも、足を大きく広げての開脚逆さ吊りだった。
本来の調べ役の役人を追い出し、重役や大商人や大きな寺の生臭坊主が、楽しむために拷問をするのだ。
尼さんは、広げられた股間の陰毛を蝋燭で焼かれ、さらに熱い蝋を垂らされた。
熱い蝋は、女の割れ目全体に注がれただけでなく、女の穴も尻の穴も、先の開く尖った金具を突き刺され、それを広げられて、穴の中にまで熱い蝋が流し込まれた。
やがて二人は気絶したが、今度は水を湛えた大きな桶が持ちまれ、逆さ吊りにされている尼さんから順に、頭から水に浸けられた。
息の出来ない苦しさに、水中に口や鼻から大量の泡を吐きながら、悶え苦しむ。
苦しさのあまり、大小便も垂れ流してしまい、それが浸けられている水の中に落ちてくる。
尼さんは死ぬ間際で、やっと引き上げられた。
続いて春も、逆さ吊りにされて桶の中に頭から浸けられる。
尼さんの漏らした大小便も入ったままだ。
その水を苦しさに口から飲み込んでしまう。
いや、春自身もあまりの苦しさに垂れ流した。
その日1日責められて、答えようの無い拷問に二人とも死ぬと思ったのに、なんとか生き長らえた。
二人は牢の中で、お経を唱え、この苦しみも他人に対する功徳となることを祈って、正気を保っていた。
翌日、二人とも裁判が行われる白砂に引き出された。
大勢の武士や商人や坊主達の見守る中、囚人衣も腰巻きも脱がされて、全裸のままで算盤状の硬く厚い板の上に正座させられる。
その二人の膝の上に、平たく重い石が載せられた。
重役達は、二人が都合の良いような白状をしてもらわねばならないのだが、そのための拷問を、自分達の仲間である本来なら春が人身御供になる前に弄ぶ筈だった皆に公開したのだ。
膝に載せられた石は、一枚15キロあった。
やがて、それが二枚になる。
膝と脛の痛みだけでなく、背中を割竹で打たれ、乳首をぐりぐりと虐められる。
二人とも殆ど同時に気絶し、石責めは終わった代わりに、今度は雨戸板に大の字に磔にされた。
そのまま地面に寝かされる。
そこに、藩の重役から順番にずらっと男達が並び、順番に小便を掛けていった。
当然顔にも掛かるし、鼻や口にも入ってくる。
顔ではなく、開いた足の付け根、女陰に狙いを定めて掛けてくる男もいた。
本当なら全員で犯したいところだが、さすがに時間的に無理だった。
しかも、下賤な男とまぐわった膣に、自分の一物を入れることも抵抗があった。
それで、代わりにこのような方法で、春と尼さんを汚すことにしたのだった。
それが終われば、火責めだった。
丈夫な丸太に、二人が背中合わせに縛られる。
その二人が縛れた丸太が、地面に巻かれた赤い炭火の上に、横に渡された。
丸太は、火の両横に立てられた、Y字型の受け柱に載せられている。
まるで丸焼きを作っているようだった。
二人が縛られている丸太はぐるぐると回され、下に向いた時には赤い炭火で全身を炙られた。
火に近くなる場所である乳首等は、火傷して赤く腫れてしまった。
春が気絶したのを機に、二人は火責めから下ろされたが、その時重役は尼さんにこう言った。
「お前が春を唆したと認めて書類に署名と爪印を押せ。
そうすれば、春は助けてやるから。」
尼さんはこれを信じ、震える手で署名して爪印を押した。
しかしその直ぐ後に、役人は気絶している春の指に墨を着けると、それを供述書の最後のところに爪印として押した。
「百姓の小娘は、自分の名前など書けないから、これで認めたことになる。」
尼さんは、騙されたことを知った。
次の日に、早々に二人への判決が申し渡された。
二人とも羅刹の上、尻から口まで槍による串刺しによる死刑。
羅刹とは、野蛮な戦国時代でも滅多にされなかったと言う拷問と言うか、身体に対する苦痛と欠損を生じさせる刑だ。
女性に対する去勢の一種だが、断種が主目的ではなく、あくまで肉体的な苦痛と屈辱を与える刑罰だった。
罪人は全裸でX型に組んだ太い竹に磔にされる。
足を大きく広げられているのは、性器に対する刑罰が行われるからだ。
罪人の目の前で、炭火が赤々と燃やされ、そこで鉄のやっとこが、先端が赤くなるまで焼かれる。
そしてその赤く焼けたやっとこで、まず左右の乳首が挟まれ、力任せに引き千切られる。
続いて割れ目の中の小陰唇も真っ赤に焼けたやっとこで挟まれ、ジューッと言う人間の肉体的が焼ける匂いを発して引き千切られる。
次はクリトリス。
ここまでは、赤く焼けたやっとこが道具だった。
次はやっとこから、太い鉄の棒が道具となる。
真っ赤に焼かれた太い鉄の棒が、女の一番大切な穴に刺し込まれるのだ。
さらに尻の穴も焼かれるのが本当だが、今回は二人とも尻の穴は槍で突き刺されるために、焼かれないことになっていた。
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