士官はとても嬉しそうだった。
「いよいよか!これまでの拷問ごっこはおしまいだ。明日こそ、お前が生まれてきたことを後悔するような拷問をしてやる!」
翌日、ハルは呼び出しを受ける前に、そっとバラックの外に出て、心の中でリオに呼び掛けた。
これまで、ご主人様なら私が死なずに皆を助けるのを喜んでくださると思って耐えてきました。
今日は私が耐え切れず、100人の人も一緒にこの世からいなくなるかもしれません。
ご主人様、お許しください。
いよいよ呼び出しが来た。
ハルは昨日の針責めと同様、全裸で手足を大の字に引っ張られて立たれた。
デスクの上には、何本もの注射器、何に使われるのか分からない不気味な器具が置かれている。
士官は注射器の一本を取り上げた。
「毒では無いよ。ただ死にたくなるかもしれんがね。」
それを無造作にハルの右乳首に突き刺した。
ピストンが押され薬液がハルの乳首の下に注入される。
反対の乳首にも。
敏感な乳首への薬液の注入により、当然痛みはあったが、激痛と言う程ではなかった。
注入された液のせいか、乳首が腫れたような..。
あと、乳首から乳房全体が何だか熱い..。
乳首だけでなく、薄い乳房まで膨らんでるみたいな..。
ハルは自分の両胸を見下ろしたが、目に見えての変化はない。
しかし、息も荒くなってきてる。
士官は自分の身体の異変に気付いたハルの不安げな表情がとても気に入ったようだ。
「ハル、この薬の正体を教えてやろうか?」
士官の指示で、ハルと同じバラックの女の子、ハルが動けない時にお手洗いまで連れていってくれた15歳くらいのお姉さんが連れて来られた。
何をされるのか不安げな少女の肩に、士官はこれも無造作に注射器を刺した。
「お前に注射したのは、今までハルに注射した四分の一の量だ。さあ、どんな感じかな?」
士官は手に持った鞭の先端で、少女の乳首を突いた。
「あんっ!」
それは、痛みや少女らしい羞恥から出た声ではなかった。
もっと歳上の、男との交わりの快楽を経験した女性が、性の快感を感じて思わず上げた声だった。
「お前は直ぐ効く体質のようだな。ここは、感じるか?」
士官が少女の股間に鞭を通して、持ち上げ気味に前後に擦ると、少女はハルが側にいるのが分かっていながら、声を堪えることが出来なかった。
「ああっ、あっ。い、良い..。気持ち、良いです...。」
まだセックスをされてるのでも、愛撫を受けてるのでもなく、股間を荒々しく擦られただけで、これまで男性経験もなく、多分自分で慰めることもあまりしなかっただろう清純な少女が淫乱な喘ぎをしている。
その薬は、新しく作られた強力な性的興奮薬だった。
興奮すると共に身体への接触が全て、性的快楽へと変化する。
士官が試しに鞭で少女の尻を一度打ったが、少女は苦痛の悲鳴を上げはしたが、また直ぐ腰をくねらせた。
士官から命じられて下士官が少女の縄を解いた。
少女は手が自由になると、しこった乳首を突きだしながら乳房全体を自分で揉み、太股を不自然に擦り合わせるかと思えば、がばっとがに股に足を広げて自分で股間を荒々しく虐めたりした。
顔の表情は、あの優しくて純真な少女のものではない。
目をとろんとさせ、口を小さく開いて、そこから切な毛な熱い息をしている。
このうち少女は手に握らされた性的なおもちゃを自分の股間に当て始めた。
もう周りの目など気にならないのだ。
「やめて!」
ハルは思わず大きな声を出してしまった。
「ハルはどんな感じかな?かなりの量だが、まだ足りないかな?」
これまでは、いくら拷問されても心の中では冷静だったハルだったが、目の前で少女がこんな浅ましい姿にさせられたのを見て、ついに冷静さを失った。
「今日の..、条件は..?」
ハルの方から士官に拷問を望むかのような言い方をしてしまった。
「おう、ハル。その気になってくれたね。」
士官はまた注射器を持つとハルの前で膝まづき、針の先でハルのクリトリスやビラを弄りながら言った。
「これをさらにお前のクリトリス、小陰唇、膣の内壁、肛門に注入する。その上で、その少女が今おもちゃにしているものより、もっと大きくて性能が高い性的拷問器具を膣と肛門に挿入、固定する。快感が苦痛となるとどれだけ恐ろしいか試してみよ。」
そして、残った薬液を残らずハルの敏感な部分に注入してしまった。
ハルは薬の激しい効果を知らされた。
最後に肛門に注入された注射器が捏ねるように抜かれる時、その刺激が激痛になる筈なのに、身体全体に甘い電気になって走っていくような気がした。
すでにクリトリスもビラもぷっくりと膨らんだような感じになっている。
士官はハルの胸も鞭で突いてみた。
乳首から凄まじい快感が全身を駆け巡る。
足がガクガクなって、力が入らない。
ハルは広げた両手首に嵌められた手錠で、吊られたようになった。
両足首は広げられている。
手錠をされてなかったら、きっと自分で股間を慰めて..、いや、もう激しく虐めたくてたまらなかった。
広げられた足の間、股間から、タラーっと銀色の糸が垂れた。
士官が鞭でハルの股間を下からトントンと本当に軽く叩いてみた。
ハルはのけ反った!喉の奥から、淫らな声が出そうだった。
「さあ、ハル。取り敢えず二時間声を出さなかったら、第一ラウンドはお前の勝ち。賞品はこ解毒剤だが、お前が使うかこの女に与えるかはお前次第。どうだ、受けるか?」
ハルに選択肢がないのに、わざとからかうのがこの士官のやり方だ。
受けざるを得なかった。
ハルは太さ5センチものバイブで前の処女を、同じく4センチのバイブで肛門の処女を失った。
厚く頑丈な皮製のパンティに、前後二本のバイブ装填器具があり、そこにそれぞれステンレスのバイブが装填された。
ハルの足首の拘束が解かれ、ハルはその皮パンティを穿かされた。
前後の穴の位置にバイブの先端が当てられて、一気に引き上げられて、一瞬でハルの前後の穴に太く硬い金属製の器具が押し込まれた。
括約筋が切れて当たり前の激痛だったにも関わらず、ハルはその激痛が激しい性的な興奮を自分に与えたことが恐ろしかった。
いつものように奥歯を食い縛り声をあげまいとするが、これまでの苦痛を耐えるのとは全く違っていた。
しかも、すぐ横には同じバラックの少女が、激しく身悶えしつつ、快楽にどっぷり浸かったとても少女のものとは思えない痴言と共に、淫らな喘ぎ声を絶え間なくあげている。
ハルはそっと目を閉じた。
少女の喘ぎも、自分の身体の中で暴れる性的衝動も、全て意識から締め出そうとした。
しかし、突然動き始めた前後のバイブのうねるような動きに、ハルの精神はかき乱された。
「そのバイブはランダムに動くからな。瞑想する暇は無いと思うぞ。」
ハルはこれまでの中で最高に、舌を噛みたい!と思った。
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