ハルは寝床にうつ伏せに横たわって痛みを堪えた。
焼きごての火傷は、鞭の傷より遥かに痛みが激しい。
一晩中脂汗と冷や汗が流れ、ぼろ切れを咥えて呻き声を堪えた。
眠れないままに、色々考えようとしたが、痛みに考えがまとまらない。
あの士官は、なぜ私を尋問しないのだろう?
明日も違う拷問をされると思うけど、また懸賞付きかしら。
それって、私が拷問に耐える動機付けになるんじゃ...?
そっか!あの士官、私とのゲームを長く楽しみたいんだ。不思議な人だな。
ハルの精神構造こそ不思議なのだが、ハルは今の環境にいることに楽しみを見出だし始めた。
翌日は水責めだった。
水に沈められるのではなく、体内に水を入れられるのだ。
「全部で6リットル。口から飲んでも良いし、尻から入れても良い。とにかく全部お前の身体に入れてしまえばお前の勝ちだ。
ただし、尻から入れたら栓をして夜までは出させんぞ。」
「私は寛大だから、小便として出る分は許してやる。それと、本日お前が勝てば、全員に石鹸とシャワーだ。
お前はシャワーは要らないな。自分の小便にまみれることになる。」
ハルの正座した前に、いつもの下士官が1リットルの容器に入った水を6本並べられた。
たった6リットルだ。
全部飲むのは無理でも、腸に入れるのなら入るのでは?
「始めは飲みます。」
ハルは一本目の容器を手に取り、口を付けた。
嫌な匂いはしなかったが、ほんのちょっと甘辛いような味がした。
なんとか一気に飲んでしまえた。
二本目の途中から、飲めなくなった。
胃が張りつめて、入っていかない。
それでも我慢して飲み干した。
「そんな小さな身体で、良く飲み込みるな。」
士官が感心したように言う。
「すみません、口からはもう入りません。お尻からお願いします。」
肛門から注入されるとなると、女の子の一番恥ずかしい部分、性器と肛門も見られる。
恥ずかしくない訳ないし、とても悔しい気持ちだ。
「これは辛いぞ。尻の穴の中で膨らむ栓だから、本当に自分では抜けんぞ。」
士官が脅かすように言った。
「お願いします。」
ハルの毅然とした声が響いた。
肛門に管を差し込まれ、内部で管の先風船状の部品を膨らまされた。
抜こうとしても、肛門の許容する太さより遥かに大きいゴム風船のような部品が肛門の内側で膨らみ、物理的に出せなくなった。
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