かほさんと裕也さんの思い出の神社が会話に出てきたが、その神社もこの山にある神社と同じく西嶋家の管理下にある。
裕也さんもまた僕やかほさんと同じく都会出身で、長期の休みを利用してこの田舎に来ていたが、裕也さんとかほさんの場合は僕よりも早く田舎に来ていた場合があった。そして、裕也さんとかほさんは必ずしも一緒ではなく、離れた時間を使って僕達の世話をしてくれていたのだ。
「成長していくかほ先生・・・いや、かほ姉を見て俺は『性』にも目覚めたんだ」
「ちょっと裕也くん・・・」
裕也さんが性という単語を使った。
「かほ姉との思い出の神社では・・・そうだな、保健体育の授業としてお医者さんごっこもしたな」
お医者さんごっこ・・・その言葉からかほさんが裕也さんと秘密の授業を行っていたことがうかがえる。
「あっちの神社では妹みたいに可愛がってた娘とも遊んだな。それからかほと最初に結ばれたのは」
「はいそこまで!おしまいよ。」 話は強引にかほさんが終わらせてしまった。
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