春香が連れていかれた部屋は、それまでの豪華な雰囲気の場所とは明らかに違った、冷たいコンクリート壁の細長い部屋だった。
床も硬く冷たいコンクリート。
壁も何の装飾も窓もない。
天井からは、電灯が一つだけ下がっていた。
床には質素な折り畳み椅子が3つ。
二人の召し使いは、それぞれ椅子に座った。
「お座り。」
年上の方の召し使いが言った。
春香は一瞬迷った。
座っても良いのかしら?
身分の上の方の前で..。
しかし、ほんの僅かの時間の迷いの後、春香は座った。
コンクリートの床に正座したのだった。
若い方の召し使いは、「ほうっ?」とちょっと驚き、年上の召し使いは、唇の端をほんのちょっとだけ上に上げたようだった。
若い召し使いに気づかれない程度だったが、微笑んでしまったのだ。
これは家畜として買われた女の子の全員がさせられる儀式だった。
座るように言われて、躊躇して座らなければ、命令に従わないと言って怒られる。
「座ってもよろしいのでしょうか?」など聞き返すような子も同じだ。
しかし、中には家畜のくせに、人間のように椅子に座ろうとする馬鹿者もいる。
そんな馬鹿者には、最初から全身に鞭をくれてやるようになっていた。
家畜は殿様の物だが、調教、躾で鞭を与えることは許可されている。
事実、全身に鞭の痕を着けて御前に引き出された家畜がいて、鞭打った召し使いは殿様に訳を聞かれた。
その結果は、その馬鹿な家畜の少女は、殿様の面前でも更に鞭で打たれ、あげくに10人以上の男の奴隷の中に放り込まれて、女としての初めての経験が輪姦となった。
数時間に及んだ輪姦の結果、少女は前後の穴が裂けて血だらけになり、正気を失って屠殺処理となったものだ。
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