床に下ろされたはるの身体を、二人の召し使いが拭き清め、出血を止める軟膏を塗った。
無惨に穴を開けられた左の乳首に、銀色のリングが嵌められている。
殿様の寝室には、ま一人では歩けず、また手押し車に乗せられて運ばれた。
家畜は人間のように、ベッドや寝床で飼い主のお情けを受けることは出ない。
はるは上半身をテーブルにうつ伏せにさせられ、両手首をテーブルに付いている革の手錠に固定された。
尻から犯される姿勢だ。
隣の部屋から、殿様がお出でになる気配がした。
硬い靴ではなく、柔らかなスリッパの低い音が近づき、はるの背後に立った。
大きな男の手が、はるの傷だらけの尻に触れた。
殿様ははるの尻や太股の傷を撫で、次いで両手ではるの腰を掴んだ。
「ふーむ。」
殿様がまた感心したように言った。
「改めて見ると、お前の身体は本当に細いのだな。」
とてもまだ男を受け入れる身体になっていない。
これまでも、はるの様に拷問には耐えたが、大きな一物で犯されて、激しい裂傷で使い物にならなくなり、自ら屠殺を望んだ少女がいた。
「この者、あの時の少女に似ておるな..。」
そう思いながら、殿様は腰を掴んでいた両手に移動させ、今度ははるの尻から下の割れ目を、ぐいっと割り裂こうとした。
はるのまだ小さくこりこりした尻の下あたり、まだ未発達割れ目からは、小陰唇もはみ出していない。
しかし、先程の鞭の直撃で、周囲の低い土手にあたる白い肌が、痛々しく赤く腫れていた。
その腫れた土手を指で左右に広げ、内側の殆ど普段光に当たらない白い粘膜部分を調べる。
殿様は驚いた。
「この者、これほど幼く、あれだけの拷問を受けたのに...」
はるの小さな性器、膣の入り口付近には、おりものや尿とは明らかに違う粘液が、キラキラと光を受けて輝いていた。
殿様は、その粘液を指ですくい、糸を引くのを確かめた。
一度はるの後ろから離れ、はるが固定されているテーブルの反対側に回る。
テーブルに顔を付けたはるの目の前に、殿様は粘液の着いた指を突きつけた。
「これは何だ?
お前、感じておるのか?」
感じていると言われても、はるも初めての経験であり、本当のことは分からない。
でも、多分そうなんだろう。
私が殿様に対して、身分不相応にも、いやらしい感じを抱いてしまったから..。
これで、また私は拷問を受けるんだわ..。
とんでもない淫乱で無礼な家畜だって。
そして、屠殺されて..。
でも、殿様はご褒美に、私が屠殺されたらお母さんに伝えてくださる筈..。
はるの心の中では、美しく逞しい殿様から死を賜る甘美な想像が渦巻いていた。
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