二人の後に続き部屋に入った。狭い部屋に姉の女友達が二人。
(二人共に可愛い、それにしてもいい匂いだな~。)女の甘い香りとほのかな熱気で満たされて、思わず緊張してしまう。姉の友達は、獲物が来た、もしくは、オスを求めるメスのようにニヤっっと悠太を見た。二人の美女の視線を一身に受けた。
(なんか恥ずかしい。)
「グラスと氷そこに置いて。」奈津美さんがテーブルの真ん中を開けながら言った。
「はい。(短めのスカートに上は胸元の開いた涼しすぎるくらいの格好、目のやり場に困るな。兎に角トレーを置こう。)」
「ありがとう。」奈津美が座りながら言った。
「高校生かな?」黒髪の澄ました美人が聞いてきた。
「高校三年です。」
「大切な時期だね。」
「まあ、少しは、、。(二人ともほろ酔い酔い加減で、艶っぽい。)」おもわずゴクリと唾を飲んだ。
「ごゆっくり。」なんだか恥ずかしいような照れるような心持ちが襲ってきた。
「ありがとう。悠太君。」奈津美さんの声がどことなく色っぽい。
自分でも少し顔が紅くなったのを自覚しながら部屋を後にした。
(ふう~。妙に恥ずかしかったな~。しかしみんな美人で色っぽい。)自分の部屋に戻ってさっきの光景を思い出した。オンナの匂い、ソソる太もも、悩ましい胸の膨らみ、
(ムフフ、夢のような光景だったな。)思い出して思わず顔がだらしなく緩んでいた。
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