実際の装置の中ではるなはどうなっていたのか・・・。
スライムの様な内装はぴったりと身体に密着し、触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚を直接与えていたのだった。
例えばキスをする・・・相手の唇の触感、呼吸の匂い、唾液の味がはるなの5感を刺激するのだ。
最初は仮想現実であると理解はしていた・・・。
しかし、体験する間にどんどん意識が仮想現実の中に溶け込んで行く・・・。
目の前にいる真司君・・・。
もう、はるなの目の前の真司君は現実の存在に思われてしまう・・・。
こんなに積極的・・・、着衣を脱がされてキスした口は、はるなの身体を翻弄してゆく・・・。
はるながプロファイルに見た経験回数や性交経歴などからそれなりの経験を反映しているこの機械・・・。
はるなの初体験はこの機械に奪われてしまうのだった・・・。
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